笹川汎アジア基金
2016年
事業
日本アジア安保防衛交流
本事業は、日本とアジア諸国の現役または退役国防関係者に交流の場を提供し、相互理解の促進と安全保障分野での信頼醸成を図り、アジア地域における平和と安定化に寄与することを目的としています。 【事業計画】 ➣ 日韓安保防衛交流(退役将官による訪日) ➣ 日越安保防衛交流(現役佐官による日越相互訪問)
事業実施者 | 笹川平和財団 公益社団法人安全保障懇話会 | 年数 | 3年継続事業の3年目(3/3) |
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形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 29,300,000円 |
防衛省・自衛隊佐官級がベトナム人民軍と防衛交流を行いました
6月26日から7月2日の間、陸将補を団長とする防衛省・自衛隊佐官級11名がベトナムを訪問し、Vo Van Tuan上将(ベトナム人民軍副総参謀長)への表敬、Nguyen Dai Hoi国防省対外局次長との懇談、国防戦略院とのブリーフィング、さらに防空・空軍学院や陸海空軍への視察を行いました。こうした懇談や視察などを通じて、ベトナム人民軍の概要等について理解を図るとともに、日越の佐官級幹部間の交流をいっそう進めました。また訪越団はベトナムの史蹟見学等も行い、同国の文化や歴史への理解を深めました。
ベトナム人民軍副総参謀長への表敬
第361防空師団第64ミサイル連隊、防空・空軍学院
自衛隊退役将官と韓国軍退役将官との間で防衛交流を行いました
11月14日から17日の間、韓国軍退役将官7名が日本を訪問し、若宮防衛副大臣、河野統幕長への表敬、退役将官同士のブリーフィング、さらに那覇にて、陸海空・自衛隊への視察を行いました。こうした活動を通じて、両国の安全保障についての共通理解を図りました。また訪日団は那覇と東京にて史蹟見学等も行い、我が国の文化や歴史への理解を深めました。
防衛省・自衛隊佐官級がベトナム人民軍と防衛交流を行いました
12月4日から10日の間、少将を団長とするベトナム人民軍佐官級14名が日本を訪問し、稲田防衛大臣、真部防衛審議官、住田統幕副長への表敬、防衛省によるブリーフィング、さらに北海道にて、陸海空・自衛隊への視察を行いました。こうした活動を通じて、日本の安全保障についての理解を図るとともに、日越の佐官級幹部間の交流をいっそう進めました。また訪日団は北海道と東京にて史蹟見学等も行い、我が国の文化や歴史への理解を深めました。
稲田防衛大臣への表敬