より良い調査研究への取り組み

公益財団法人笹川平和財団は文部科学省「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン（実施基準）」および「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づき、理事長を最高管理責任者、常務理事（総務担当）を統括管理責任者、経営企画部長を機関管理責任者（コンプライアンス推進責任者）とする管理体制にて公的研究費の運用・管理を行うとともに、公的研究費による研究活動の不正行為などに関する内外からの通報を適切に取り扱うため、公的研究費の適正管理に関する規程等を制定しています。

また、公的研究費の不正使用や研究活動の不正行為に関する内外からの通報、相談等に対応するため、通報・相談窓口を経営企画部に設置しています。

通報等を受け付ける際には、通報者の氏名、所属（職業）および連絡先、不正行為等を行ったとする研究者等の氏名、不正行為の内容、不正行為と考える合理的理由等について確認させていただくとともに、上記について確認できない場合は通報等を受理しない場合もあります。

なお通報が悪意に基づく虚偽の通報等であると認定された場合を除き、通報等を行ったことを理由として通報者が不利益な取り扱いを受けることはありません。調査の結果、悪意に基づく通報であることが判明した場合には、氏名の公表や懲戒処分等の措置を行うことがあります。