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事業紹介

持続可能な海洋環境の構築

地球システムや生命を維持する重要な基盤である海洋環境の保全に向けて、海洋科学を推進し、特に気候変動と海洋生物多様性という不可分の課題解決のために、国際条約や政策策定とその実施に寄与し、日本の経験やイノベーションに立脚し、気候安全保障問題にも配慮した調査研究を実施し、政策提言として国際的に発信する。

2022年度実施内容

「国連海洋科学の10年」の促進
 (1) 調査研究、国連海洋科学10年研究会の開催
 (2) SDGsと海洋科学に関する国際会議への参加・発表、国際シンポジウム開催を通じた検討・成果発信 
海洋と気候変動
パリ協定下の2023年のグローバルストックテイクおよび各国の温室効果ガス(GHG)削減計画(NDCs)再提出に向けて、OPRIの研究成果を発信し、GHG削減および海洋の健全な管理に貢献する。
 (1) 気候変動に関する国際会議(UNFCCC-COPや補助機関会合、IPCC総会)への参画
 (2) 海洋ベースの気候変動緩和策・適応策や海洋・沿岸域レジリエンスに関する調査研究
 (3) 気候変動起因の移転問題に関する調査研究
気候変動と安全保障
 (1) スティムソンセンターとの気候変動海洋リスク脆弱性指標(CORVI)共同研究の実施(インドほか)
 (2) 海洋分野の「座礁資産」に関する研究を実施する。
国連海洋法条約BBNJ新協定策定に関する調査研究
政府間会議への参画、能力構築に関する調査実施
生物多様性条約下の「ポスト2020生物多様性枠組」
海洋に関する目標を組み込み、海洋保護区を含む管理ツールの効果的な実施や海洋生物多様性の保全と持続可能な利用に関するモデルについて研究し発信する。
ブルーファイナンス
(1) 水素社会に関わる投資による気候変動と各産業への影響評価
(2) アジア開発銀行研究所などの研究機関との国際会議の共催

報告書等

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