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事業紹介

海洋デジタル社会の構築

社会のデジタル化が陸上で進むなか、海洋においても新たな情報収集・通信ネットワーク実現を牽引する先駆的な取組みが求められている。海のビックデータの活用により、サイバー空間と海洋のフィジカル空間の高度に融合される海洋デジタル社会を構築するための科学技術政策提言を行う。宇宙、海上、海中、海底を結び付け、海洋におけるSociety 5.0を実現する政策提言を通して様々な知識や情報を共有し、海洋利用の最適化と社会課題の解決に貢献する。

2023年度実施内容

モデル海域におけるプラットフォーム共有化による複数分野での可視化の実証
  • 漁船や定置網などを海洋観測プラットフォームとして共用する態勢を構築する。
  • それらのプラットフォームに対して音響と環境DNAを組み合わせた新たな観測システムを付加するほか、専門家を招聘して議論を行い、新たな海洋可視化技術(Ocean acoustic wave guide)の可能性について検討する。
  • 上記事業をもとにしたプラットフォーム共通化と複数データの統合解析により、海洋データに新たな価値が生み出されることを実証し、駿河湾スマートオーシャン構想の具現化に貢献する。
海上安全のための海の情報通信の実証
  • これまでに検討した使用例を想定した衛星VDESの送受信端末を開発する。
  • 衛星VDESコンソーシアム(仮称)と連携し、国内あるいは国外海域において衛星VDESの通信実証実験を実施する。
  • 国際航路標識協会(IALA)を中心とした国際的な議論を継続して主導し、標準化と国際運用機関の立ち上げ、ガイドライン作成をすすめる。

報告書等

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