OPRI 特集ページ
新型コロナウイルス対応関連情報
新型コロナウイルスの感染拡大を受けたメッセージ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめとする新型コロナウイルスと日々戦っておられる方々に、心からの感謝と敬意を表したいと思います。
笹川平和財団海洋政策研究所では、感染拡大防止のため建物を封鎖するとともに、当財団ビルで実施を予定しておりました「海洋フォーラム」をはじめとするイベントは当面の間すべて中止とさせて頂いております。
また現在、職員とその家族を守るため、全職員を在宅勤務としております。安全を確保しつつ、これまでの研究や活動を継続するため、ウェブ会議や電子決裁などITを活用した体制の充実を鋭意進めているところです。
新型コロナウイルスの感染拡大は、現代社会に未知の課題を突き付けており、私たちが持続可能な社会を目指していく上で、より一層の英知と行動を結集していくことが求められています。また、海洋に係わるさまざまな活動にも大きな影響を及ぼし、私たちが海洋とどう向き合っていくのかを改めて問いかけています。
世界は海でつながっています。いま世界は歴史的な困難に立ち向かっていますが、今こそ全人類が協力して乗り越えることが重要です。別表 に示すように海洋に関する国際会議の多くは中止や延期となっていますが、海洋政策研究所はこれからもSDGsを推進しつつ、世界の海洋関係者と培ってきた連携をより一層強めて参る所存です。危機に直面したいまこそ、世界をリードする海洋問題に特化したシンクタンクとして、独自の視点で現状を分析し、さまざまなステークホルダーの連携を促進し、効果的な政策提言を行って参ります。
私たちは、変化する世界を見据えつつ、「人類共同の財産である海洋を200年後の人類に健全な状態で引き継ぐ」という変わらぬミッションを胸に、これからも研究を続けて参ります。
2020年4月
公益財団法人笹川平和財団
海洋政策研究所所長 角南 篤
対談『OPRIリレーメッセージ』
OPRI活動概況
海洋に関する調査研究
※2019年度の調査報告書や論考等は、順次、下記サイトより公開してまいります。
https://www.spf.org/opri/publication/
情報発信・出版
- 海洋政策研究所 海の論考「OPRI Perspectives」(バックナンバー一覧):https://www.spf.org/opri/publication/perspectives.html
- 海洋政策研究所ブログ(海のジグゾーピース他):https://blog.canpan.info/oprf/
- 島嶼資料センター:https://www.spf.org/islandstudies/jp/
- Ocean Newsletterの発行(毎月5日、20日):https://www.spf.org/opri/newsletter/
- 『海洋白書2020』の発行:https://www.spf.org/spfnews/pressrelease/20200410.html
- その他(出版物等):『海とヒトの関係学』シリーズ、『東アジア海洋問題研究』ほか
海洋教育
- 海洋教育パイオニアスクールプログラム:https://www.spf.org/pioneerschool/
- 世界海事大学(WMU)笹川奨学金プログラム ほか