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教育・学習コーナー

海とStay Home

おうちでも海のいろんなこと知りたい!にこたえる、様々な教育・学習コンテンツをご紹介します
OPRIコンテンツ
【海の環境動画】
身近な海、地球規模の海の学びに、ぜひご活用ください。

アマモの魅力

アマモは海草の仲間で、海中に草原「アマモ場」を作ります。昼間にアマモ場を泳ぐと、アマモから「ポコ、ポコ」と泡が上がってくる様子が見られます。これはアマモの光合成で作られた酸素です。アマモ場は多くの生物が頼る「ゆりかご」になっていて、イカがアマモに卵を産み付けたりします。 もともと日本でも東京湾や瀬戸内海などの浅瀬に広く見られました。ただ沿岸の埋め立てなどで、面積が大きく減ってしまいました。今あるアマモ場を守り、無くなってしまったところにアマモ場を再生する取り組みが、これからとても重要になります。

(撮影場所:横浜市海の公園、撮影者:渡邉敦 上席研究員)
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クレイアニメーション「もう一つのCO2問題」

地球規模での二酸化炭素(CO2)の排出増加は、地球温暖化をもたらすだけでなく、海中に吸収されるCO2の増加を通して海洋の酸性化を進行させます。海洋の温暖化と酸性化はともに、国連持続可能な開発会議 (Rio+20) 成果文書や、国連の持続可能な開発目標 (SDGs)などにも取り上げられる喫緊の課題となっています。
笹川平和財団海洋政策研究所は、「海洋酸性化」について一般社会に広める目的で、英国のプリマス海洋研究所の監修で制作されたクレイアニメーション「もう一つのCO2問題」の日本語吹替版を、神奈川県立海洋科学高校の協力により作成しました。

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【講演動画】
これまでのシンポジウムや海洋フォーラムから、海の環境問題に関する講演をご紹介します。
赤松友成氏 (OPRI海洋政策研究部長上席研究員)

赤松友成氏 (OPRI海洋政策研究部長上席研究員)

第170回海洋フォーラム「もう一つの見えない危機~海の中の騒音問題~」 (2020/05/14)
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(ハンス=オットー・ポートナー氏 IPCC第二作業部会共同議長)

(ハンス=オットー・ポートナー氏 IPCC第二作業部会共同議長)

"The Ocean and Cryosphere in a Changing Climate" Hans-O.Pörtner(2019/10/15)
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茅根創氏(東京大学大学院理学系研究科教授・大学院教育学研究科附属海洋教育センター・副センター長)

茅根創氏(東京大学大学院理学系研究科教授・大学院教育学研究科附属海洋教育センター・副センター長)

第169回海洋フォーラム「これからの海洋教育を展望する―激甚化する気象災害とわたしたちのくらし」(2020/01/28)
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【10分で分かる海のいろいろ】スライド集
『10分で分かる海のいろいろ』は、海洋における様々な取組みや問題について関心を持って頂くことを目的として、海洋政策研究所(OPRI)の研究員がそれぞれの専門分野で「今、知ってもらいたいこと」をまとめたスライド集です。全てパワーポイントで作成しており、約10~15分くらいのプレゼンテーションとして視聴いただけます。
 各スライドのノートの部分には、音声の原稿や、説明ポイント・追加情報が記載されているものもあります。これらを参考に、ある一枚のスライドを使用する、あるいは複数のスライドを組み合わせて使用するなど、個人の資料としてご自由に利用いただけます。
 抜粋して利用する際は、「笹川平和財団海洋政策研究所編『(スライド表題)』」と記載ください。また、引用したい図や表に出典が記載されている場合は、それらの出典をそのまま記載ください。

※ご不明な点は、お問合せフォームからお気軽にお問い合わせください。「こんな使い方をしたよ」といった連絡もお待ちしてます。
サンゴ礁のはなし

サンゴ礁のはなし

サンゴの生態やサンゴ礁に起きている問題について解説します。
サンゴ礁のはなし(24.3MB)
地域の気候と海の流れ

地域の気候と海の流れ

日本の地域の気候と黒潮・親潮等の海流との関係について解説します。
地域の気候と海の流れ(15.7MB)
身近な海の貧酸素化

身近な海の貧酸素化

海の見えない変化の一つ「貧酸素化」について、その発生のプロセスや海洋生物への影響について解説します。
身近な海の貧酸素化(21.3MB)
地球温暖化と海洋

地球温暖化と海洋

大気中の温室効果ガスの増加に起因する地球温暖化が海洋にもたらす様々な影響について解説します。
地球温暖化と海洋(19.5MB)
海洋白書から読み解く洋上風力発電

海洋白書から読み解く洋上風力発電

過去の海洋白書の中から、日本の洋上風力発電の状況について紹介します。
海洋白書から読み解く洋上風力発電(19.9MB)
海洋白書から読み解く海底資源開発

海洋白書から読み解く海底資源開発

海洋白書2019の中から、日本周辺の海域での海底資源開発の状況について紹介します。
海洋白書から読み解く海底資源開発(18.9MB)
公海の生物多様性を守っていくために

公海の生物多様性を守っていくために

どの国のものでもない「公海」における海洋生物多様性を守り包括的に管理する国際的なルール作りについて解説します。
公海の生物多様性を守っていくために(16.5MB)
船の世界の温室効果ガス排出削減

船の世界の温室効果ガス排出削減

海運における温室効果ガス排出削減対策について解説します。
船の世界の温室効果ガス排出削減(9.4MB)
海と国際協力

海と国際協力

SDG (持続可能な開発目標) の14番目に「海の豊かさを守ろう」が作られた主な背景として「海洋環境の保全」と「海と暮らす人々の暮らし」に焦点を当てて解説します。
海と国際協力(23.5MB)
海の法秩序

海の法秩序

「海はだれのものか」― 古代から海洋法の起源をたどり、現代の海の法秩序の成り立ちをご紹介します。
海の法秩序(25.5MB)
記事・論考
読売KODOMO新聞 特集関連記事
クラゲ特集で取り上げた「ふしぎ」のうち、クラゲの大移動の原因の一つと考えられている「バラスト水」に関係する論文です。もっと詳しく知りたい!という人はぜひ読んでみましょう。


Ocean Newsletter「海の外来生物―招かざる客と招いた客」多紀保彦

バラスト水によって運ばれてきた生き物について紹介しています。
 

Ocean Newsletter「船舶バラスト水管理条約の発効と課題」水成剛

船舶バラスト水に含まれた水生生物が、外来種としてバラスト水排出先の固有種の絶滅や漁業被害を発生させないようにする条約が制定されたいきさつなどまとめています。

海の論考【OPRI Perspectives】
学べるサイトリンク集
国内外の海の学びのサイトを紹介します
国内サイト(2022年7月11日現在)
日本財団「Stay home with the sea」
「ウミドリる」(小学4~6年生向け)は国語、算数、理科、社会の4教科に加えて海のことも学べる無料の教材(PDFデータをダウンロードできます)。「挑戦!海のクイズ王!」では、海に関するさまざまななぞなぞが紹介されていて、子どもから大人まで楽しめるコンテンツです。楽しく体を動かせる「うみダンス」や 、コンテスト・コンクールの企画も必見です。
 

海洋ごみ教材
環境省による小学生~高校生向けの教材。豊富な写真とデータが掲載されたスライドを無料でダウンロードできます。
 

日本海事センター「海の仕事.com」
船乗りの仕事、船をつくる仕事、海の安全を守る仕事、モノや人を船で運ぶ仕事など、海にかかわるさまざまな仕事がわかりやすく紹介されています。
 

日本海事広報協会「海と船の情報ファイル」
見学資料にも便利なA4サイズで海にまつわる情報をファイリング。環境問題を扱った「海の手帳」や、さまざまな産業の船の役割をまとめた「船のお仕事チェック」、全国各地の水族館ガイドなどが掲載されています。
 

船の科学館「わくわくマリンキッズ」
海の水はなぜしょっぱいの?風や波はどこからくるの?といった海の素朴な疑問から、北極と南極はなんで寒いの?といった地球の不思議まで、イラスト付きでわかりやすく答えてくれるサイト。クイズに正解すると、海賊船のペーパークラフトがダウンロードできます!
 

船の科学館「うみふねクイズ」
日替わりで毎日午前10時にクイズが登場!「海」や「船」にまつわる色々な問題にチャレンジして、うみの不思議とふねの世界を楽しもう!
 

日本船主協会「キッズコーナー」
「どうして鉄でできているのに船は沈まないの?」といった船の豆知識コーナーや、いろいろな種類の船をイラストで紹介するコーナーもあり、船に興味を持つきっかけになりそう。
 

JAMSTEC for Students
海洋研究開発機構(JAMSTEC)による海洋・地球科学をもっと知るための豊富なコンテンツ。小学生から高校生までをターゲットに、海に関する知的好奇心をくすぐるトピックは大人にもおススメです。
 

「EduTownあしたね 海・川の仕事人」東京書籍
「海・川の仕事人」を詳しく紹介。川漁師さんの仕事は魚を獲るだけじゃない?600艘以上の船を作った船大工さんの技術って?私たちの暮らしが、海や川で働く人たちとどのように繋がっているのかを考える契機に!
 

「LAB to CLASS」特定非営利活動法人 海の環境教育NPO bridge
そのまま使える海洋学習の資料がすべて無料で閲覧・ダウンロード可能。楽しいクイズは子どもたちの家庭学習に役立ちます。指導者用ファクトシートは大人の読み物としても。
 

海ノ民話のまちプロジェクト
海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子供たちに伝え語り継ぐプロジェクト。「海ノ民話のまち」に認定された町に伝わるさまざまな民話をアニメーション(動画)で見ることができます。
 

アニメーション映像『海―いのちをめぐる旅』
『海―いのちをめぐる旅』は、地球の多様な生命のつながりを巡る旅を通して、広大な海の秘密を探りながら、海と私たちとの深いつながりを描き出す物語です。閲覧には東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センターへの申請が必要です。

海外サイト(2022年7月11日現在)

Ocean School
動画などを通して海のことを学べるカナダの海洋教育サイトです。
 

World Ocean Observatory
“Ocean Radio”などを通して、今の海の課題を紹介しています。
 

Two minutes on oceans with Jim Toomey
2分間の動画で海の課題が分かる。国連環境計画(UNEP)のコンテンツです。

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