2025年以降の世界の紛争、国際危機グループ 理事長コンフォート・エロ氏
世界が直面しているグローバルな危機とは何か、そして日本にどのような影響を及ぼすのか。国際危機グループ理事長のコンフォート・エロ氏と笹川平和財団の西田一平太上席研究員がこのテーマについて掘り下げ、ヨーロッパと中東で進行中の紛争、米中対立の激化、そしてトランプ2.0、グローバル・サウスへの影響などについて語り合いました。
アリバム・シャム・シャルマ氏
ハオバム・パバン・クマール氏
ピンキー・ブラフマ・チョウドリー氏
1936年生まれ(84歳)。インド北東部マニプール州インパール出身。インドを代表する映画監督であり、これまでに13本の劇映画、31本の短編・ドキュメンタリー映画を製作。4本目の長編劇映画作品「Imagi Ningthem (My son, My precious)」は1983年フランスのナント三大陸映画祭にて、金の気球賞(グランプリ)を受賞し、1990年「Ishanou (The Chosen One)」は、カンヌ映画祭にインド映画で初めて正式招待された。哲学者として大学で教鞭を取り、詩人、作曲、歌手としても活躍。2006年にインド政府から、その貢献をたたえ、「パドマ・シュリ賞(文化・芸術・科学・スポーツ等に多大な貢献をした人物に与える勲章)」を授与された。
YIDFF2019では3作が上映された。「マニプールの蘭」(1993)、「ライハラオバの踊り」(1995)では、マニプール州の花をはじめとする自然、伝統的な音楽と踊りにスポットを当て、「アルナーチャル州モンパの民」(2001)ではアルナチャルプラデシュ州のブータンに近い山岳地に暮らし、チベット仏教を信仰するモンパ族の暮らしの様子を伝えた。
YIDFF2019では、インド北東部最大の淡水湖に点在する浮島に暮らす漁民と、漁民の生活排水によって湖水が汚染されているとして家々に火を放ち、重機で破壊するマニプール州政府との対立を撮影した「浮島に生きる人々」(2014)が上映された。