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事業紹介

海底地形図作成のための調査研究

海底地形図は、気候変動の予測や海洋生物のモニタリングなど、海に関するさまざまな問題の解決の促進に寄与するものである。2030年までに全海底地形解明を目指す「Seabed 2030」の目標達成に向けて、また、今後の海の危機に対応するために基本情報を得るためにも、更なる技術開発が必要不可欠となる。
本事業は、日本財団による大洋水深総図指導委員会(GEBCO)の海底地形図制作技術者養成プログラムの卒業者を中心に構成したGEBCO-NFチーム主導による海底探査に係る技術開発プロセスを支援し、世界的技術コンペであるXPRIZE大会への参加を通じ、2030年までに海底地形の全容解明を目指す「Seabed 2030」に寄与することを目的とする。

2018年度実施内容

無人調査船の機能向上に向けた建造
海底地形の調査を遠隔的かつ自立的に行うための無人調査船の機能向上に向けた建造を行う。また、無人調査船の操作に必要となる通信データ処理システムの開発および機能向上のための環境整備も行う。
Shell Ocean Discovery XPRIZE 大会本選への参加
技術開発の成果および今後の課題を確認するため、海底探査技術を競う世界的大会である「Shell Ocean Discovery XPRIZE」(2018年10月予定)の本選に参加し、新技術を試行するとともに大会優勝を目指す。

報告書等

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