インフォメーション
わが国の海洋政策の基本的考え方及び推進方策について、科学技術・学術審議会の海洋開発分科会において検討を行ってきた文部科学省海洋地球課では、「長期的展望に立つ海洋開発の基本的構想及び推進方策について」答申(案)をとりまとめて、広く一般からの意見を求めている。
これまでわが国では、海洋の総合的な推進方針である海洋開発審議会第3号答申「長期的展望に立つ海洋開発の基本的構想及び推進方策について」(平成2年5月9日)及び、地球環境問題に対応した調査研究の推進方策である海洋開発審議会第4号答申「わが国の海洋調査研究の推進方策について」(平成5年12月8日)に沿って海洋開発の各種施策が講じられてきた。
しかしながら、第3号答申からすでに12年が経過しており、この間に地球規模での環境問題に対する社会的な関心が高まるなど、社会情勢には大きな変化が生じており、環境、食料、防災、資源・エネルギー等の各分野における課題への適切な対応の必要性が高まっていた。新たな時代に則した答申案として確定させるべく、パブリックコメントに付されることになった。
本誌読者の皆さま方にも積極的な意見の提出をお勧めしたい。意見募集期間は6月4日(火)~6月24日(月)。
なお、この答申案は下記文部科学省のホームページに掲載中。
●文部科学省のホームページhttp://www.mext.go.jp/b_menu/public/2002/020601a.htm
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