Ocean Newsletter

オーシャンニューズレター

第25号(2001.08.20発行)

第25号(2001.08.20 発行)

ニューズレター編集部に届いた読者からのご意見

本誌に対する数々のご意見ありがとうございました。お寄せいただいたものの中から、一部ではありますが、貴重なご意見、ご批判等を紹介させていただきました。これらをもとに、これからもよりよい誌面を作っていきたいと考えております。なお、本誌に対するご意見・投稿については、随時募集しています。本誌への積極的なご参加お待ちしております。

ニューズレターで興味のあった記事

●特集「首都圏空港問題と海域利用について」(NO.16)は、船舶交通の観点から大変興味深く読んだ。

●「北海道瀬棚町の洋上風力発電」(NO.17)を核とする地域振興の紹介。このような地域の特性を活かした振興計画は正しい方向だし、成功してほしい。

●水産基本法の国会上程(NO.18インフォメーション)。本来なら海洋基本法の一部でもあるので、貴団体がリーダーとなって海洋基本法上程に向けて調整願えればと思う。

●「太平洋のカツオ・マグロ資源管理」(NO.19)。水産資源を大切にし、食糧として確保するためにはどうしたらいいかを考えさせる見解。私たちにとっては、捕鯨問題より影響が大きいと思う。

●「地球にやさしいシップリサイクルを」(NO.19)。資源が乏しい日本にとって熟考すべき意見だ。

●「干潟の生き物と遊ぶ」(NO.20)。今後の環境への対応を考える場合、意義あるレポートだった。とくに最後の一文が印象的だった。

●「えひめ丸」(NO.20) の引き揚げと深海サルベージの現状について認識。日本は海洋国であるだけに、これらの対応技術の向上を強く望む。

●「魅力ある地域づくり-みなとの景観」(NO.21)。清水港が一般にも親しまれる港となったことは今後の港湾のあり方の参考になるはず。

●「これからの国境を考える」(NO.21)。われわれも従来の国境概念を変えてもいい時期ではないか。

●「海を渡った仏教」(NO.22) は海上交通の視点による仏教伝播に関する考察として興味深かった。カーストを否定する仏教が船の乗組員にとって好都合という解説は、目から鱗の思いだった。

●特集「海の日」(NO.23)。終頁の世界の海の日欄は、知らなかった知識と情報で好企画だった。海という包括的な命題で各ジャンルの問題を取り上げることの難しさをよくクリアした1年と敬服します。

ニューズレターへの意見

●今の日本は、本当に海に対する関心がなさすぎます。海・河・湖・池沼など水についてもっと関心を持たせるテーマが今後もほしい。

●活字だけが重なる難しい表題では読む前からひいてしまう。もう少し一般の方が楽しめる、目だけで理解できる絵を使った表現がほしい。

●写真、イラスト、図表などをもっと入れたら、楽しく、読みやすくなると思う。

●宇宙開発と比べて海洋開発の評価が低いように思う。国に対する協力なアピールとなるニューズレターとなってもらいたい。

●そろそろS&O財団のアイデンティティーを明確にされたらどうでしょう。

●「インフォメーション」を今後も続けてほしいが、単語の羅列が多く、読みづらい。解説的に。

●今ひとつ編集方針がポジティブでなく、ニューズレターへの興味も薄い。海洋環境、海上交通、海洋空間利用、その他できるだけ編集方針を専門化し、多くの権威者たちに執筆をお願いしたら如何か。

●海が病んでいることをもっとPRしてほしい。

ニューズレターに希望すること

●テーマを一つ選んで、それに対する専門家や関係者の意見を集めて載せたらどうか。

●素人向けのコラムがほしい。「国連海洋法条約などの語句解説コーナーなど。」

●月2回の発行であるから、ニュース性のある記事をタイムリーにお願いしたい。有明問題など。

●貴財団あるいは各海洋関係機関の最新の動きや取り組みについて、もっと紹介してほしい。

●海に関する刊行図書の紹介。

●「月になぜ海がないのか?」など、海への関心を高めるためにも、こうした読み物がほしい。

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