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事業紹介
温暖化・海洋酸性化の研究と対策
海洋における温暖化や酸性化について国内外の状況を共有・発信し、現状と課題に係る理解を深めること。また、我が国において取り組むべき事項(情報基盤構築、国内外の研究連携、社会・経済面の影響把握など)を検討・推進するとともに、今後必要となる対応策(適応策と緩和策)について提言する。
2019年度実施内容
情報基盤「海洋危機ウォッチ」の整備
海洋における温暖化や酸性化の影響に係る監視情報や予測情報をウェブを通して共有する情報基盤「海洋危機ウォッチ」の公開をシステム会社に委託のもとで継続し、内容の充実を図る。あわせて海洋貧酸素化問題への展開や情報基盤の継続運用に関する検討を行う。
海洋の温暖化・酸性化に係る研究の推進
海洋研究開発機構への委託のもとで構築を進めている海洋酸性化に係る予測システムや観測データの解析結果を活用した研究を推進し、日本をはじめとした北西太平洋域における海洋酸性化の特性を明らかにするとともに、成果を外部の国際ワークショップや科学ジャーナル(論文)を通して発信する。
海洋酸性化に係る研究成果の社会への発信
政策提言のとりまとめを目指して、気候変動枠組み条約関連会議への参画や、ブルーカーボン研究動向把握のための、国内、太平洋島しょ国、東南アジアでの実態調査、海洋生物多様性の保全と利用に関する国際会議への参画を柱とする調査を実施する。それぞれの調査において、専門的な調査研究情報の収集・分析を一部業務委託で実施する。
Ridge to Reef・離島問題
陸域の生態系保全、産業活動が海域に及ぼす影響などについて事例調査を実施し、変化する社会情勢、地球規模での自然環境の変化・変動、社会・自然にまたがる問題などを抽出する。現地調査場所は国内外(ミクロネシア連邦、フィジー、長崎県等)とし、特に国内調査においては、有識者に同行いただき専門的な調査を実施する。また、国外の調査においては、現地情報の収集に関して、現地機関などへの協力依頼をする。
報告書等
2019年度温暖化・海洋酸性化の研究と対策報告書
PDF 8.5MB
研究員
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年度別詳細
- 2018年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2017年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2016年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2015年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
過去の関連事業
- 2021年度 海の未来に向けた政策研究
- 2021年度 海の未来に向けた創造的研究
- 2020年度 海の未来に向けた政策研究
- 2020年度 海の未来に向けた創造的研究
- 2019年度 海の未来に向けた創造的研究
- 2019年度 海の未来に向けた政策研究
- 2018年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2017年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2016年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2015年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策