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事業紹介
温暖化・海洋酸性化の研究と対策
海洋における温暖化や酸性化について国内外の状況を共有・発信し、現状と課題に係る理解を深めること。また、我が国において取り組むべき事項(情報基盤構築、国内外の研究連携、社会・経済面の影響把握など)を検討・推進するとともに、今後必要となる対応策(適応策と緩和策)について提言する。
2018年度実施内容
情報基盤「海洋危機ウォッチ」の整備
(1)情報基盤の内容充実:海洋における温暖化や酸性化の影響に係る監視情報や予測情報をウェブを通して共有する情報基盤「海洋危機ウォッチ」の試行公開をシステム会社に委託のもとで継続し、内容の充実を図る。
(2)予測システムの構築・成果発信:海洋研究開発機構への委託のもと、科学的な情報を発信する予測システムの構築を継続し、成果を情報基盤のコンテンツ等として発信する。
(3)コンテンツの作成:映像コンテンツの作成やキュレータによるニュース記事作成を行い、発信する。
(2)予測システムの構築・成果発信:海洋研究開発機構への委託のもと、科学的な情報を発信する予測システムの構築を継続し、成果を情報基盤のコンテンツ等として発信する。
(3)コンテンツの作成:映像コンテンツの作成やキュレータによるニュース記事作成を行い、発信する。
海洋の温暖化・酸性化に係る研究の推進
北太平洋海洋科学機構(PICES)年次大会に合わせた国際シンポジウム開催や各種会合への参加・発表により情報収集やネットワーク強化を行うとともに、南太平洋への現地調査を通じて監視や社会影響に係る調査を進める。また、酸性化に限らない貧酸素化などの新たな温暖化の影響に着目したワークショップ(WS)を開催する。
(1)シンポジウム開催:PICES2018と連携。
(2)情報収集:国際会議「気候変動と海洋」、海洋酸性化国際協力センター(OA-ICC)ワークショップ、海洋学会ほか
(3)現地調査:太平洋島嶼国調査
(4)WS開催、気象庁による全球海洋観測システム(GOOS)関連会合と連携
(1)シンポジウム開催:PICES2018と連携。
(2)情報収集:国際会議「気候変動と海洋」、海洋酸性化国際協力センター(OA-ICC)ワークショップ、海洋学会ほか
(3)現地調査:太平洋島嶼国調査
(4)WS開催、気象庁による全球海洋観測システム(GOOS)関連会合と連携
海洋酸性化の社会影響に係る研究成果の社会への発信
有識者・専門家による検討委員会を設置し、気候変動枠組条約など関連議論の動向も踏まえて、北西太平洋域における課題解決に向けた方策や、海外の研究ネットワークとの連携の在り方等について整理する。また、効果的な科学成果の発信方策について検討する。
報告書等
2018年度温暖化・海洋酸性化の研究と対策報告書
PDF 12MB
研究員
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年度別詳細
- 2019年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2017年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2016年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2015年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
関連事業
- 2021年度 海の未来に向けた政策研究
- 2021年度 海の未来に向けた創造的研究
- 2020年度 海の未来に向けた政策研究
- 2020年度 海の未来に向けた創造的研究
- 2019年度 海の未来に向けた創造的研究
- 2019年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2019年度 海の未来に向けた政策研究
- 2017年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2016年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策
- 2015年度 温暖化・海洋酸性化の研究と対策