Ocean Newsletter
オーシャンニューズレター
第92号(2004.06.05発行)
第92号(2004.06.05 発行)
- (株)舵社 会長◆土肥由夫
- 深海資源開発(株)資源調査部長◆松本勝時
- ニューズレター編集委員会編集代表者(横浜国立大学国際社会学研究科教授)◆来生 新
ニューズレター編集部に届いた読者からのご意見
本誌に対する数々のご意見を有難うございました。お寄せいただいたものの中から、一部ではありますが、貴重なご意見、ご批判等を紹介させていただきました。これらをもとに、これからもよりよい誌面を作っていきたいと考えております。なお、本誌に対するご意見・投稿については随時募集しています。本誌への積極的なご参加をお待ちしております。(編集部)
ニューズレターで興味のあった記事
- 座談会の企画(NO.65)は興味を持って読んだ。たまにはこういうものが欲しい。
- 洋上授業(NO.71)には参加してみたいものです。大学院教育の充実もその通りですが、小さい頃から、海に触れ合う教育が必要だし、親に対しても教育が必要。
- 小学校に勤務する者として、特に水産業の扱いが社会科において省略されてきていることを感じる(NO.75)。
- 内航海運の役割について真剣に考えるべきだ(NO.76)。首都圏の交通緩和のため、水運を考え直す必要がある。
- 森と海と里の連環研究(NO.79)は今後の自然を考察する基本的姿勢と思われ、民俗的にも研究する分野として大いに期待されよう。
- 南半球の地図で南北が逆というのは見かけたが、日本近海だけを逆にし、発想を変えていくという考え方に初めて出会った(NO.80)。おもしろい。国土地理院への働きかけもすばらしい。
- 「FRP廃船処理の提案」(NO.83)には、賛成。可能であれば、全国の海岸に留置されている発泡スチロール製のゴミ処理も同船でできれば、日本沿岸の環境は見違えるように美しくなるだろう。
- 「海洋立市・八戸の挑戦」(NO.87)...今後沿岸市町村で取り組む参考として意義あるものであり、他の自治体へも拡がることを期待したい。
- 真珠産業の変遷を厳しく見つめ、そこに共通のルールを見出し、真珠養殖業界に警鐘を鳴らすとともに、コイヘルペス、狂牛病、鳥インフルエンザにも共通性を認めている点、極めて説得力がある(NO.86)。
- 今井ペーパー(NO.87)では、海の地図という地味な分野に取り組む人々の熱意が伝わってきます。海国日本に対する意識を、子供や先生方を通じて高めていくことは、すばらしい企画だと思います。今後の発展に期待します。
- 杉山氏のレポート(NO.88)には涙が出てきました。離島・僻地問題の解決は大きな政治的課題と思う。
- メガフロート~ギガフロート構想と実現化(NO.90)には興味を覚える。科学の発達によりここまで来たかの感がする。古きを温める研究も必要なのでは。

ニューズレターに希望すること
- ひとつの意見に対し、次の号で反論するなど、紙上対話(討論)があると益々面白いと思います。
- 日本周辺海域の安全・資源確保・環境観光にからむ専門家の研究内容を知りたい。併せて諸外国の対応がわが国にどう影響を及ぼすのか情報が欲しい。
- 日本近海の海洋環境、海洋生態系の問題点と対策について特集を組んで欲しい。
- 自然エネルギーと海、海と自然環境の相関関係等の情報記事が欲しい。
- 生物に関する議論がもっと増えることを希望します。
- 心を育てる教育ステージとしての「海」をもっと取り上げてください。
- 海外の海事関係にまつわるテーマを定期的にご紹介いただけると奥行きがあるニューズレターになると思います。
- OTEC技術開発に注目しています。定期的なフォロー記事をお願いします。

ニューズレターへの意見
- 海洋の諸問題を幅広く捉え、バランスの取れた読み物だと思います。
- 選ばれるテーマや著者に気配りが感じられ、大事な話題を拾っていると思うが、記事全体が短すぎて欲求不満になる。後50%増やせないか。
- 発行間隔をもう少し広げてもよいのではないでしょうか。
- 文字の大きさに比べて図表や写真が縮小されすぎて見づらい傾向がありますので、見やすく編集して欲しい。
- 対象とするニーズは興味深く面白いが、もっと紙数を多くして欲しい。
- けっこう難読な漢字が使用されています。漢字検定2級の範囲でお願いしたい。
- 一般新聞並みの見出しの工夫を。

第92号(2004.06.05発行)のその他の記事
- 新しいマリンレジャーの普及を促す (株)舵社 会長◆土肥由夫
- 読者からの投稿マンガンクラスト中の白金 ~大陸棚調査の先に見えるもの~ 深海資源開発(株)資源調査部長◆松本勝時
- ニューズレター編集部に届いた読者からのご意見
- インフォメーション(1)海洋関連国際会議等開催情報
- インフォメーション(2)「人と海洋の共生をめざして~150人のオピニオン」発行について
- 編集後記 ニューズレター編集代表(横浜国立大学国際社会学研究科教授)◆来生新