プロフィール
防衛大学校人文社会科学群国際関係学科 教授
Toru Ito
伊藤 融
南アジアの国際関係とインド外交
中央大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程後期単位取得退学、広島大学博士(学術)。在インド日本国大使館専門調査員、島根大学法文学部准教授等を経て2009年より防衛大学校に勤務。2021年4月より現職。『新興大国インドの行動原理―独自リアリズム外交のゆくえ』(慶應義塾大学出版会 2020年)、『インドの正体―「未来の大国」の虚と実』(中公新書ラクレ 2023年)など、インドを中心とした国際関係、安全保障問題に関わる著作多数。
掲載論考一覧
- 2024.08.30 ロシア・ウクライナ戦争におけるインドのバランス外交 ――プーチン、ゼレンスキー双方と抱擁したモディ
- 2024.06.13 連立政治に回帰したインド総選挙 ――「モディ政権」から「国民民主連合(NDA)政権」への転換が意味するもの
- 2024.02.27 「選挙イヤー」の南アジア情勢とインド
- 2023.10.06 劇場化したG20ニューデリーサミットとその舞台裏 ――インドの優位性を活用したモディ外交と西側各国の受け止め
- 2023.07.14 同盟化しそうで同盟関係にはならないインドと米国 ―「綱渡り外交」で実利を引き出すモディ政権
- 2023.04.24 岸田・モディ会談が持つ意味:G7、G20議長国としての日印連携の動きと課題
- 2023.02.08 「グローバルサウス」を強調し始めたインド
- 2022.11.30 ロシアのウクライナ戦争をめぐるインドの一貫した立場と今後
- 2022.08.19 揺れるスリランカをめぐるインドと中国の影響力争い―クアッドは役割を果たせるか?
- 2022.06.16 クアッドを対中経済連携に引き戻したインド:外交的成功と今後の課題
- 2022.03.24 「盟友」ロシアのウクライナ侵攻に苦悩するインド
- 2021.11.24 COP26でのインドの対応の変化と不変 ―大国としての責任と途上国としての権利
- 2021.09.01 アフガニスタン急展開の挑戦を受けるインド―タリバン支配による環境変化にどう対処するか?
- 2021.05.18 インドのコロナ危機と問われるクアッドの意義
- 2021.03.18 「ワクチン外交」で中国に反転攻勢を図るモディ政権
- 2021.01.06 トランプからバイデンへ―インド・モディ政権の期待と懸念
- 2020.08.24 長期化するインドと中国の対立―日米豪印連携の行方
- 2020.06.25 戦略的岐路に立たされるインド:新型コロナ対応と中国の攻勢