プロフィール
中曽根平和研究所 研究顧問
Jun Nagashima
長島 純
欧州安全保障、新領域(宇宙・サイバー・電磁波)、 防衛技術イノベーション
防衛大学校卒業後、航空自衛隊入隊(1984年)。その後、筑波大学大学院修士課程地域研究科(欧州安全保障)、ベルギー防衛駐在官(兼NATO連絡官)、統合幕僚監部首席後方補給官(J4)、情報本部情報官(J2)などを経て、2013年より制服組の将官として初めて内閣審議官(危機管理担当)を務める。2014年より国家安全保障局(NSS)審議官を兼任。2019年8月幹部学校長を最後に航空自衛隊を勇退。2019年10月より現職、現在に至る。主要著作:「弾道ミサイルの拡散問題と東アジアの安全保障」(『新防衛論集』1994年11月号、防衛学会)※平成6年度神谷不二賞受賞、『デジタル国家ウクライナはロシアに勝利するか?』(共著、日経BP、2022年7月)、『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』(共著、並木書房、2022年11月)、『新領域安全保障 サイバー・宇宙・無人兵器をめぐる法的課題』(共著、笹川平和財団、2024年1月)、『新・宇宙戦争』(PHP研究所、2024年1月)等。
掲載論考一覧
- 2024.08.13 NATO首脳会合の3つの成果と今後 ――価値共同体NATOの挑戦と日本のグローバル・アプローチの進化への課題
- 2024.05.20 NATO360度全方位アプローチに日本はどう対応すべきか?
- 2023.07.21 「必然のパートナー」として中核的研究センター設置への提言 −岸田総理のNATO首脳会合への出席が示唆するもの−
- 2023.05.16 戦略的環境の変化から読み取るNATO拡大と5条適用の問題 −日本の安全保障課題としての新領域−
- 2023.03.08 日本の安保関連三文書後の多国間協力のあり方 − 新領域、先進技術協力、サプライチェーンをめぐる欧州諸国とのパートナーシップ強化を考える −
- 2022.12.22 可視化される気候変動と安全保障 − 宇宙におけるリモートセンシングへの期待 −
- 2022.07.20 岸田総理のNATO首脳会合出席が意味するもの – NATO新戦略概念と日本の課題 −
- 2022.06.02 フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に見る軍事同盟の進化
- 2022.03.15 ロシアのウクライナ侵攻に対峙するNATOの憂鬱 -プーチンが開いた「パンドラの箱」-
- 2021.12.22 統合抑止における日本の軍事戦略の必要性 -新領域におけるイノベーションとパートナーシップの視点から-
- 2021.10.18 QUADは環境/経済安全保障の布石を打てるか -脆弱性と回復力を巡る協力の必要性-
- 2021.08.27 作戦領域化する気候変動―国連IPCC報告書から持続可能な軍のあり方を考える
- 2021.07.12 安全保障の脅威としての気候変動 ―軍隊のレジリエンス強化の観点から−
- 2021.05.12 欧州の戦略的自律と核抑止 −EU・NATO協力の進展とインド太平洋地域への影響−
- 2021.01.29 SFプロトタイピング - 国家戦略構築への一提言 -
- 2020.11.05 苦悩するNATOの変革 - 更なる相互運用性への挑戦 -
- 2020.08.07 宇宙における量子暗号への挑戦とFIVE EYESとの協力への道
- 2020.07.08 戦闘領域化する宇宙ー進化に対応するレジリエンス強化が必要
- 2020.05.08 新型コロナウイルス感染症へのNATOの対応 ― 同盟危機とレジリエンス