【実施報告】
2025年度 インド北東部 平和を築く人材育成プログラム(2026年2月)
戦略対話・人材育成グループ(旧第1グループ)は、「インド北東部との複層的対話」事業における人材交流活動の一環として、公募・選考を経て選抜された日本人学生6名を、2026年2月1日から2月13日までインド北東部(メガラヤ州、アルナーチャル・プラデーシュ州、ナガランド州)へ派遣しました。
メガラヤ州では、先住民の伝統的な村の訪問、Asian Confluenceでの有識者との意見交換、St. Anthony’s Collegeでの歓迎式典および学生交流、学生宅でのホームステイを実施しました。あわせて、ダム、水処理場、保健センターも視察しました。
アルナーチャル・プラデーシュ州では、州政府職員および州首相と意見交換を行いました。Rajiv Gandhi Universityでは式典に参加し、学生とも交流しました。さらに、技能実習の送り出し機関でもあるGenrise Global Staffingが、州政府と連携して運営する日本語学校を訪問し、学生と意見交換を行いました。あわせて、州博物館や仏教寺院なども視察しました。
ナガランド州では、州政府の複数の部局と個別に意見交換を行いました。近隣村落を訪問し、コヒマの戦いを目撃した方との交流を行ったほか、Peace Memorial ParkおよびWar Museumを視察し、コヒマの戦いに思いを馳せました。さらに、Nagaland Universityでの式典・学生交流、有識者との交流を行いました。
本プログラムは、現地のさまざまな方との交流を中心に実施しました。参加者はそれぞれの関心を起点に対話を重ねました。また、地域の複雑な実態を少しでも理解しようと、参加学生同士でも議論を深めました。
帰国後は、当財団にインド北東部の専門家を招き、帰国報告会を実施しました。参加者が現地で得た学びを発表し、専門的なフィードバックを受けました。参加者からは、「今回の経験を一過性のものにせず、今後も継続的に関わっていきたい」という声が聞かれました。
笹川平和財団では、日本とインド北東部との関係強化を目指し、引き続きさまざまな事業に取り組んでいきます。
現地プログラムの詳細は、以下よりご覧いただけます。
⇒ 現地レポート Part 1、Part 2
本プログラム参加者による報告書は、以下のリンクよりご覧いただけます(※所属・学年はプログラム実施時点のものです)。
なお、掲載内容は執筆者個人の所感であり、当財団の見解を示すものではありません。
カシ族の長のための火葬場(メガラヤ州)
Asian Confluenceで学者や元外交官、ジャーナリストらと議論(メガラヤ州)
St. Anthony's Collegeの学生と交流(メガラヤ州)
ホームステイ・プログラム(メガラヤ州)
州政府職員との意見交換(アルナーチャル・プラデーシュ州)
Rajiv Gandhi Universityの学生たちによる民族舞踊のパフォーマンス(アルナーチャル・プラデーシュ州)
州首相との面談(アルナーチャル・プラデーシュ州)
日本での就労を目指して日本語を学ぶ学生との交流(アルナーチャル・プラデーシュ州)
伝統的なナガ族の家屋(ナガランド州)
コヒマの戦いの目撃者との面談(ナガランド州)
Nagaland Universityで発表する参加者(ナガランド州)
ナガランドで活動する専門家、起業家、研究者らとの懇談会(ナガランド州)
参加者同士のリフレクション
インド北東部の食事
公益財団法人 笹川平和財団 戦略対話・人材育成グループ
担当者:辻本
E-mail:asia@spf.or.jp