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  • 2025年 インド北東部 平和を築く人材育成プログラムレポート Part1
戦略対話・人材育成グループ

2025年度 インド北東部 平和を築く人材育成プログラム 現地レポート Part1

2026年2月1日(日)~2026年2月6日(金)

笹川平和財団 戦略対話・人材育成グループ


2026.04.09
24分

 戦略対話・人材育成グループ(旧第1グループ)では、「インド北東部との複層的対話」事業における人材交流活動の一環として、公募による選抜を経た6人の日本人学生を2026年2月1日から2月12日までの12日間にわたりインド北東部に派遣しました。この滞在中に参加学生が感じたことや考えたことを、2回に分けて発信します。

本記事ではPart 1と題し、前半6日分を掲載します。※Part2(後半6日分)はこちら。

なお、本記事の内容は執筆者個人の見解であり、当財団の意見を示すものではありません。   


2月1日(日) 報告者:川和ニコラさん

 2月1日、プログラム初日は東京からデリーへの移動日でした。午前9時半に羽田空港に集合し、11時45分発の便でデリーに向かいました。今回の参加者は学生6名で、笹川平和財団の研究員である辻本さんが引率してくださいました。学生の専攻は、公衆衛生、平和構築、教育開発、経済、国際政治など多岐にわたっています。さらに、現地では日本人のコーディネーター2名にもお世話になりました。
 私にとって、インドを訪れるのは今回が初めてでした。また、3月中旬には別の目的でデリーに1週間ほど滞在する予定もあったため、インドという国家の印象を、まずはインド北東部での経験を通じて形成することになるのだと感じ、期待に胸が高まりました。
 首都デリーのインディラ・ガンディー国際空港には午後6時ごろに到着し、入国審査も問題なく通過しました。インドへのビザには「To participate in SPF Northeast India Peacebuilding Program」と記載されていました。国際線到着通路の壁面には巨大な「手」のオブジェがあり、その存在感が印象に残りました。
 到着口では現地のガイドの方々が出迎えてくださり、ホテルまで移動しました。ガイドの一人は大学で日本語を学習しており、将来は日本で働いてみたいと話してくれました。
 ホテルに到着し、メンバー全員で夕食をとった後、翌日の移動に備えて就寝しました。

デリーに到着したメンバー一同と現地のガイドの方

インディラ・ガンディー国際空港の手のオブジェ


2月2日(月) 報告者:小野三冬さん

グワハティ空港には「ようこそ、北東インドの入口へ」の文字が

 この日は首都デリーからアッサム州にあるグワハティ空港に移動しました。デリーでは朝から霧なのか大気汚染なのか、空気がよどんでいるように感じられました。そのため、グワハティ空港に到着した際、まず驚いたのは空気がクリアだったことでした。
 そこからは6時間ほどかけてメガラヤ州の州都シロンという場所に向かいました。シロンはその起伏に富んだ地形から「東洋のスコットランド」とも呼ばれており、自然が豊かな場所です。一方で、街の中心部は交通量も多く、商店も立ち並び、北東部有数の都市として栄えている印象を受けました。

Golanさんとのディスカッションの様子

 この日は移動日だったこともあり、日中はバスの中から市街地を眺めるのみでしたが、夜はシロンの現地協力者であるSt. Anthony’s CollegeのNathaniel教員のご紹介で北東インドにおいて政策・開発の分野で活躍されているGolan氏とお話しする機会をいただきました。
 私たち「SPFインド北東部 平和を築く人材育成」プログラムの学生メンバーは政治・保健衛生・教育といった様々な分野を専攻している学生が集まっていたため、それぞれが自身の関心分野に関することを質問し、有意義な交流ができました。私はインド北東部の州政府と中央政府との関係性に興味があり、関連する質問をしました。Golan氏によれば、地域コミュニティもしくは各民族の意思決定機関から州政府へ、さらに州政府から中央政府へと複数の意思伝達の経路が存在しているとのことでした。特に、各民族と州政府との間のコミュニケーションは比較的円滑であるとの印象を受けました。一方でインド北東部からの意見が中央政府にどの程度反映されているのかについては、必ずしも容易ではない側面もあるかもしれないと感じました。翌日以降の対話の機会を通じて、学生や地元の方々の意見も聞いてみたいと思いました。

インディラ・ガンディー国際空港の様子

最大政党であるBJP(インド人民党)の旗が道のあちこちに飾られていることも印象的でした。


2月3日(火) 報告者:川崎花純さん

 メガラヤ州二日目は、Sohraという地域へのフィールドトリップと有識者との意見交換を通して、メガラヤに多く住むカシ族の歴史的価値観から現在の日常生活まで様々なことを教えてもらう一日となりました。カシ民族は母系社会で、全ての遺産を末娘が引き継ぐユニークな慣習を持つ民族です。フィールドトリップには、 セント・アンソニーズ大学のNathaniel Majaw氏と Fullstarwell Sohtun氏が同行してくれました。 

 はじめに入ったのは、ローカルなカフェ。伝統的な衣装(jaiñsem)をエプロンとして纏った女性たちが4人ほどで営んでいました。砂糖たっぷりのお茶と、素材をそのまま生かした味のお菓子を食べました。甘い・しょっぱいお菓子を日常的に食べている私たちには少し物足りない味でしたが、不要な油や砂糖を使わない、カシの人たちの生活が表れている品でした。

 バングラデシュに繋がる山々の絶景を見たのちに向かったのは、カシ民族を代表する石碑とお墓でした。写真にある三つの石はそれぞれ、中央の一番大きい石が母方の叔父、その両脇が姪、横たわっているのが甥を象徴します。文献がありますので是非検索してみてください。
 この石碑は、コミュニティに住む家族の話を口承で伝える重要な場所となっていました。しかし、この石碑やカシ民族独特の埋葬文化は、キリスト教の伝来によって今はほとんど姿を消してしまったようです。案内してくださった方が「私たちカシは、自分たちのルーツを知らなければならない」と強く仰っていたのがとても印象的でした。この方自身も、この石碑を研究対象にしていて、石碑のことを100%理解しているわけではありませんでした。土地を保証された民族たちが、自分たちを自分たちたらしめるユニークな生活様式を維持するために、どのように奮闘していくのかがとても気になるとともに、私自身も日本の伝統文化や伝統的な価値観の保護について改めて考えるよい機会になりました。

ローカルなカフェ

カシ民族の石碑

 次に、Sohraのカシ族の代表の方とカシ族の青年団のメンバーにお会いし、現代化が進むカシ民族の中で、トライブとして生きる人々の暮らしや直面している課題について伺いました。
 伝統的なカシ族の行政単位(ヒマ)による管理体制は州政府と良好な関係を築いており、コミュニティに新しい取り組みを導入する際も効率的に進められるとのことでした。例えばCOVID-19によるパンデミックの際も、州政府とヒマが連携することにより辺境の地域にもスムーズに対策を導入できたとおっしゃっていました。
 一方で、青年団の語りで印象的だったのは、「土地」に対する強い意識です。メンバーの一人は、現在の最大の問題として「不法移民が自分たちの土地に滞在し、カシ民族の職を脅かしていること」を挙げ、土地がカシ民族のアイデンティティの根幹であるという認識を強調していました。
 北東インドには教育や雇用機会の不均等、地域の発展の遅れなど、他にも重要な課題が存在するにもかかわらず、彼らが最も大きな問題として「土地を奪われること」を挙げた点に、私は強い驚きを覚えました。彼らにとっては、経済的な不利よりもまず、土地の喪失が存在の根幹を揺るがす問題として認識されているのだと感じました。
 北東インドで出会ってきた「土地がアイデンティティに直結する」という考えは、若者の世代にも強く共有されており、それがさまざまな課題を複雑にしている側面もあります。しかし同時に、その価値観こそが彼らを彼ららしく形づくっているのだと私は感じました。

バングラデシュとの国境の方角。山々の中に小さなコミュニティが見える

 その後、Sohraの中等学校で副校長であるAligius Sawian氏と昼食をご一緒した後、バングラデシュの国境を眺めながら、メガラヤでの医療アクセスについてカシ族の代表の方に尋ねてみました。

「医療へのアクセスはここ数年で本当に良くなった。あの二つの村を結ぶ道路は5年前にできた。それより前は、病人を背負って運ぶほかなかった。」

 その話を聞きながら、前日に目にした新聞記事のことを思い出しました。そこではインドの国家予算の配分の概略が示されており、交通分野に大きな割合が割かれる一方で、医療や社会保障など生活に直結する分野への予算が少ない状況に疑問を感じていました。
 しかし、この政策における「Connectivity(連結性)」が、実際にSohraの人々の医療アクセスの改善につながっている様子を目の当たりにし、一つの課題を多角的に捉え、さまざまな方向性から発展させていくことの重要性を、自分の目で確かめることができた貴重な経験となりました。

Asian Confluence での有識者との対談

 濃密な一日の最後には、メガラヤ州シロンに拠点を置くシンクタンクAsian Confluenceにて、北東インドの有識者と意見交換を行いました。意見交換には、Asian Confluence常務理事のMr. Sabyasachi Dutta氏、シロンタイムズ編集者 Patricia Mukhim 氏、元外交官で Asian Confluence 名誉フェローの Riewad Warjri 氏、North-Eastern Hill University 歴史学部教授のBinayak Dutta氏、同大学経済学部助教のDeigracia Nongkynrih氏、Meghalaya State UniversityのAdrian Langstieh氏、地域再生に取り組むRegeneration MeghalayaのGolan Naulak氏、セント・アンソニーズ大学学長の Arcadius Puwein 氏および副学長の Gervasius Nongkseh 氏、同大学助教の Nathaniel D. N. Majaw 氏、Fullstarwell Sohtun 氏がご出席くださいました。
 意見交換では、北東インドならではの「土地を大切にする思い」から生まれるエコシステムを重視する価値観と、地域開発を進めるうえで生じる矛盾や葛藤、さらに北東インドがどのように団結して前に進んでいけるのかという点についての議論が特に印象に残りました。「違いではなく、共通点を見つけていくことが平和への一歩になる」という言葉には、深く頷かされました。
 また、「北東インドに最も関心を向けている国は日本だと思う」と言われました。日本がインド北東部に対する支援を行っていること自体は以前から知っていたものの、現地の方の言葉として直接聞いたことで、その意味の重さを改めて実感しました。同時に、日本国内ではまだ十分に知られていない地域であるからこそ、その期待にどう応えていけるのかを考えさせられました。今回限りの渡航で終わらせるのではなく、つながりを持ち続け、Ambassadorとまでは言えなくとも、渡航メンバー一人ひとりが北東インドを語る小さな架け橋になれたらと思います。それこそが、日本のユースである自分たちにできることなのだと感じました。

2月4日(水) 報告者:滝川彩希さん 


 今日はメガラヤ州セント・アンソニーズ大学での学生交流から始まり、同大学に併設する視聴覚アーカイブ(NEIAV: The Northeast India AV Archive)訪問、市中心部のマーケット散策、そして夜は学生の家にホームステイと、現地の文化に深く触れる一日でした。
 セント・アンソニーズ大学では、副学長のGervasius Nongkseh氏から歓迎のあいさつがありました。その後、私たちは簡単な自己紹介を行い、学生として関心のあるテーマについて発表しました。続いて行われた学生との意見交換では、現地の学生たちから鋭い質問が多く飛び交い、その意欲の高さに驚かされました。その後のグループディスカッションでは「平和構築」「部族の文化と歴史」「中央政府との関係」の3つのトピックに分かれ、私は「部族の文化と歴史」のグループに属して意見交換を行いました。現地の人々は、血縁に基づく『部族』としての結びつきと、『キリスト教』信仰に基づくコミュニティという多層的な枠組みの中で、それらを重なり合わせながら日常生活を営んでいるということを知りました。部族が違っても同じキリスト教徒であれば仲間意識が生まれる一方で、キリスト教の普及によって土着の宗教や口承文化が失われつつあるという側面も見えてきました。
 続いて、学内にある視聴覚アーカイブ(NEIAV: The Northeast India AV Archive)を訪問しました。NEIAVの事業は笹川平和財団が支援しており、インド北東部における民族や地域社会の口承文化を記録・保存し、次世代へと伝えていくことを目的としています。NEIAVを代表してNathaniel Majaw氏から解説をしていただき、NEIAVで作成された本もいただきました。その後訪れたマーケットは、カシ民族の人々が年に1回のお祭りに使う広場があったり、肉や野菜など品目ごとに店が区分されぎっしりと立ち並んでいたりと、現地の生活感にあふれていました。多くのものが量り売りされている様子を間近で見ることができたのも新鮮な発見でした。

セント・アンソニーズ大学の学生との交流

シロン中心部の市場

振る舞っていただいた家庭料理

 夜はホームステイを通じて、現地の暮らしを肌で感じることができました。特に、親族や地域のつながりの強さを感じました。夕食には近所の親戚も集まって賑やかに食卓を囲み、外を歩けば教会の知り合いと頻繁に挨拶を交わすなど、人と人との距離の近さを実感しました。また、日本とは異なる家族制度も印象的でした。カシ民族の社会は母系的な文化を持っており、社会的な意思決定は男性(主に母方の叔父や父親など)が行うことが多いものの、土地や財産は末っ子の女性が引き継ぐという独自の制度があります。実際に滞在先でも、将来全財産を継ぐ予定の11歳の末の妹が、とてもしっかりしていてまた積極的にもてなしてくれて印象的でした。(なお、最近では兄や姉妹で財産を等分する家庭も増えているそうです。)

 短い滞在でしたが、ご家族には本当に温かく迎えていただき、帰り際には教会に着ていくすてきなKhasiの服までプレゼントしていただきました。現地のリアルな生活と温かい人柄に触れる、忘れられない体験になりました。

近隣の親戚も集まり、賑やかな夕食を囲みました

お土産にいただいた伝統衣装。ご兄弟が集合場所まで見送ってくれました

2月5日(木) 報告者:カッティング アンさん

ダムの水を浄水施設へと押し上げるポンプの前に立つ、衛生工学局のエンジニアのMr. Pyndaplang Wahlang

 温かく迎え入れてくれたホストファミリーに感謝と別れの挨拶を告げたところから、メガラヤ州での最後の一日が始まりました。まず向かったのは、州都シロンに水を供給するダムです。メガラヤでは湧き水を生活用水として利用する地域もありますが、都市部では人口増加の影響もあり、乾季でも安定した水供給が求められています。ダムで管理され、水道を通して供給されたこの水を、人々は朝に沸かし、その後1日の生活に使うのだ、と案内してくださった州政府衛生工学局のエンジニアの方が私たちに説明してくれました。

 特に心に残ったのは、ダム建設に至る合意形成の過程です。住民の反対はなかったのかと尋ねると、この土地制度のもとでは大きな対立は生じなかったとのことです。曰く、ダムの土地はモフランというカシ族のヒマ(伝統的な行政単位)に属しており、族長がモフランの人々の雇用確保を条件に建設に同意したことで、早い段階から住民の理解を得られたのだそうです。族長の持つ権限は現代では土地に関するものに限定されるとこれまで伺っていたものの、限定的とされたその権限が、地域を超えて州都や周辺都市の住民の生活用水にまで影響を及ぼし得たことは、制度の実際的な力を改めて認識させてくれました。
 
 ダムの水はポンプで山頂の浄水施設へ送られ、段階的に処理されます。私たちも浄水施設を見学させていただきました。浄水施設では、まず酸性の原水をpH6〜8.5に調整して攪拌し、30〜40分かけて凝集を行います。その後、沈殿、ろ過、塩素消毒と工程が続き、さらに硬度や残留塩素量などの検査、最終的な細菌検査を経て安全性が確認されます。こうして処理された水は一日約5,000万ガロンにのぼり、人々の生活を支えています。

山頂の浄水施設の様子

足もとを通る水は丁寧に浄化を済ませたものであるが、これからそれを運んでいく鉄製のパイプが錆びているため飲料には適さない、という説明を受ける

ヘルスセンターでは、廊下の至るところに健康情報をやさしく解説したポスターが貼られていた

 次に訪れたのは、山中にあるヘルスセンターです。ここは24時間体制で2〜3人の医師と37床を備えるが、42もの村をカバーしているため、診察まで2〜3時間待つこともあるとのことでした。それでも、遠方の都市病院へ足を運びたがらない住民にとって、このヘルスセンターこそが地域医療の最後の砦です。また、ヘルスリテラシー向上への取り組みにも力を入れているようで、家族計画やワクチンへの理解等を広げるために積極的に病院外に出向いて説明を行っているそうです。壁一面に掲示された健康啓発のポスターからも、家族や暮らしを守るための医療知識を少しでも広めようとする使命感が伝わってきました。

セント・アンソニーズ大学のNathaniel Majaw氏とFullstarwell Sohtun氏

 その後、ローカルなレストランで食事をとり、メガラヤ州シロンからアッサム州グワハティに移動しました。メガラヤ州では、セント・アンソニーズ大学のNathaniel Majaw氏とFullstarwell Sohtun氏に大変お世話になりました。

2月6日(金) 報告者:入門朔也さん

空港にて。メンバーに論文の構成について助言をいただく。

 本日は早朝、アッサム州グワハティ(Guwahati)からアルナーチャル・プラデーシュ州イタナガル(Itanagar)へ空路で移動しました。イタナガルはアルナーチャル・プラデーシュ州の州都です。中国との国境未確定地でもある同州はインド北東部の中でも文化的・地政学的に重要な地域です。
 
 空港での待ち時間には、メガラヤ州での訪問を振り返り、日本人メンバーとリフレクションを行いました。本プログラムでは、多様な専門分野から参加者が選抜されていますが、「国際協力」という大きな枠組みの中で交わされる議論は、私にとってかけがえのない学びの機会となっています。移動時間という限られた時間であっても、自身の思考を言語化して共有し、他の参加者の経験や視点を吸収することは、現地理解を深化させる重要なプロセスでした。
 
 昼食前には、州政府庁舎を訪問し、Manish Kumar Guptaアルナーチャル・プラデーシュ州首席次官をはじめ州政府関係者の皆様と面談し意見交換を行いました。政府側が用意してくださったプレゼンテーションでは、アルナーチャル・プラデーシュ州の政策的優先事項、地域の特色、そして将来的な発展ビジョンについて説明を受けました。日本における事前学習や文献では、同州に関する情報は他州に比べて限られており、今回の訪問は州の現状と課題を理解するうえで極めて貴重な機会となりました。議場からバルコニーへと場所を移して行われたインフォーマルな対話では、より率直な意見交換ができ、州政府の問題意識や期待を直接伺うことができました。また、このような公式の場で自ら発言する経験は、実践的な学びとして強く印象に残っています。

Guwahati-Itanagarを結ぶ小型機

State Officialの議場にて

 午後にはラジブ・ガンディー大学(Rajiv Gandhi University)を訪問しました。温かい歓迎のオープニングセレモニーでは、副学長S K Nayak氏に歓迎のお言葉をいただきました。その後、少人数のグループに分かれ、大学生と「日本」や各自の専門分野をテーマにディスカッションを行いました。午前中に伺った政府の説明を踏まえつつ、政策の受益者でもある学生の視点に耳を傾けることで、政策と現場との間にある認識の差異や共通点が浮かび上がりました。
 同年代である彼らとの率直な対話は、単なる情報収集にとどまらず、「何が本当に求められているのか」「私たちはいかなる形で北東インドへ協力し得るのか」という問いを改めて考える契機となりました。今回の訪問は、現場の声を踏まえた今後の研究と実践を構想するうえで、大きな一歩となりました。

Rajiv Gandhi Universityにて。歓迎の幕は、キャンパス内の至る所に

オープニングセレモニー

学生とのインタラクション


本研修の開催報告および各参加者の報告書は近日中にアップロード予定です。

※ 画像につきましては、事前の許可なくスクリーンショット等の撮影、転載、および資料の二次利用はできかねますので、ご了承ください。

 
お問い合わせ先
公益財団法人 笹川平和財団 戦略対話・人材育成グループ
担当者:辻本
E-mail:asia@spf.or.jp

 
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2026年度 「笹川平和財団 次世代日本ラテンアメリカ研究会」応募要項

笹川平和財団(SPF)は、次世代のラテンアメリカ地域研究者の育成と、ラテンアメリカ地域の日系人との連携強化を目的として、「笹川平和財団 次世代日本ラテンアメリカ研究会」を開催します。(書類締め切り:2026年5月25日(月)17時締切(日本時間))

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