第1グループ(戦略対話・交流促進担当)
第1グループ(戦略対話・交流促進担当)
【開催報告】第13回SIR学生招へいプログラム(2025年12月)
2026.01.20
7分
第1グループ(戦略対話・交流促進担当)では、2011年度よりイランの外務省付属大学院大学であるイラン国際関係学院(School of International Relations :SIR)と連携し、同校に学ぶイラン人学生を対象とした日本短期研修プログラムを実施しています。
本プログラムでは、外交官候補生であるSIRの学生に対し日本人との交流・意見交換や地方視察を含む訪日研修を実施することで、日本とイランの相互理解を深めるとともに、将来日本の良きパートナーとなるイラン人材、特に外交官を増やすことを目的としています。通算13回目(コロナ禍のオンライン開催を含む)となる今回は、2025年12月2日~10日の日程で、SIR学生9名と引率教員1名の計10名が東京、広島、京都で様々な関係先を訪問しました。
一行は東京で、外務省幹部や日本イラン友好議員連盟への表敬訪問、イラン研修に参加予定の日本人学生や東京大学、東京外国語大学の学生との意見交換、東京大学での講義受講、科学技術や東京の震災・戦災等に関する資料館への訪問を通して、日本理解を深めるとともに、日・イラン関係や、両国の抱える課題について考えました。広島と京都では、歴史的建造物や神社仏閣への訪問、着物や茶道体験、平和資料館訪問などを通して、日本の文化や歴史、社会への知見を広げました。
参加学生からは次のような感想が寄せられました。
本プログラムでは、外交官候補生であるSIRの学生に対し日本人との交流・意見交換や地方視察を含む訪日研修を実施することで、日本とイランの相互理解を深めるとともに、将来日本の良きパートナーとなるイラン人材、特に外交官を増やすことを目的としています。通算13回目(コロナ禍のオンライン開催を含む)となる今回は、2025年12月2日~10日の日程で、SIR学生9名と引率教員1名の計10名が東京、広島、京都で様々な関係先を訪問しました。
一行は東京で、外務省幹部や日本イラン友好議員連盟への表敬訪問、イラン研修に参加予定の日本人学生や東京大学、東京外国語大学の学生との意見交換、東京大学での講義受講、科学技術や東京の震災・戦災等に関する資料館への訪問を通して、日本理解を深めるとともに、日・イラン関係や、両国の抱える課題について考えました。広島と京都では、歴史的建造物や神社仏閣への訪問、着物や茶道体験、平和資料館訪問などを通して、日本の文化や歴史、社会への知見を広げました。
参加学生からは次のような感想が寄せられました。
「プログラムの中で最も興味深かったのは、学生たちと交流し、共通の関心を持つテーマについて話し合えたことです。私たちは年齢が近かったため、関心事や問題意識も似ており、話題に事欠きませんでした。それぞれの視点や文化、共通する関心事項について話し、友達になり、相互理解を養うことは、国と国の繋がりの最も重要で基礎となるものだと実感しました。」
「日本の教授や専門家、外務省関係者との対話を通じて、現代社会においては、どのような物質的な財産や資産よりも、率直な対話と信頼関係こそが価値を持つのだということを学びました。最終的に私は、日本から『調和を保つこと』の重要性を学びました。」
「広島平和記念資料館は、最も悲惨な場所であるにもかかわらず、点と点がつながるように、日本の外交政策や国際社会における立場をより深く理解する助けとなりました。日本の都市や人々に起こった悲劇的な出来事に対する日本の考え方には、深い敬意を抱いています。このような考え方こそが、今日の日本―経済大国としての日本―を形作ってきたのだと思います。広島平和記念資料館を訪れずして、日本があの壊滅的な被害からどのように復興を成し遂げてきたのかを本当に理解することは不可能です。」
「京都では、歴史の保存とは単に物や建物を博物館や国の文化財として指定することではない、ということを実感しました。むしろそれは、急速な開発や変化の中で多くのものが失われてきた他国とは対照的に、原形を保ったまま維持し続けるという「技」であり、「芸術」なのだと感じました。」
「私は日本における『美意識』に強く惹かれました。日本文化において、美や自然は特別な位置を占めており、人間と自然との相互的な尊重とつながりは、私の理解では『平和』が意味するものの最も純粋な形だと感じました。さらに印象的だったのは、日本文化において、与えられたものに対して敬意を払い、感謝することが非常に重視されている点です。これはイスラームの教えとも非常によく似ており、言い換えれば、日本人はイスラームが人間に説いている生き方―平和で、敬意に満ち、勤勉で、繁栄と正義に満ちた生き方―を実践しているように思います。そのため、私は日本文化に強い親近感と魅力を感じています。」
笹川平和財団はこのような取り組みを通じ、引き続き日本とイランの友好な関係発展に資する人材の育成、ならびにネットワーク強化に貢献してまいります。
以上
SIR学生によるプレゼンテーション
国会議事堂見学
東京大学学生との交流
在京イラン大使館への表敬訪問
日イラン友好議員連盟の国会議員との意見交換
外務省への表敬訪問
※ 画像につきましては、事前の許可なくスクリーンショット等の撮影、転載、および資料の二次利用は出来かねますので、ご了承ください。
お問い合わせ先
公益財団法人 笹川平和財団 第1グループ(戦略対話・交流促進担当)
担当者:木村、ワイエブ
E-mail:middleeast-islam@spf.or.jp
公益財団法人 笹川平和財団 第1グループ(戦略対話・交流促進担当)
担当者:木村、ワイエブ
E-mail:middleeast-islam@spf.or.jp