第1グループ(戦略対話・交流促進担当)
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【開催報告】第3回トルコ若手外交官招へいプログラム(2025年5月)
2025.06.18
第1グループ(戦略対話・交流促進担当)では、2023年度より、当財団の重点国の一つに位置付けているトルコ共和国の若手外交官を日本に招へいし、日本への理解を深めるプログラムを実施しています。
第3回目の開催となる今回は、2025年5月18日~5月26日(計8日間)の日程で、4名のトルコ人若手外交官を招へいしました。一行は東京、広島、京都、大阪で関係各所を訪問し、日本の政治、経済、歴史、文化についての見識を深めました。
東京では、国会議員や外務省、在京トルコ大使館への表敬訪問、専門家による講義、国際協力機構やトルコの国家的インフラ整備に深く関与してきた株式会社IHIなどとの面談、東京外国語大学学生との意見交換会を行いました。また、外交史料館展示室では、日本の外交史に関する見識を深めていただき、東京復興記念館で関東大震災と復興について学んだ後、東京タワーから現在の東京の街の様子を見学しました。これらの活動や講義を通じ、多様な角度から日本に関する知見を深めるとともに、日本とトルコの外交関係の発展や、両国が直面する自然災害からの復興、複雑化する国際情勢などの共通課題に対する両国間協力の可能性に関する洞察を深める機会となりました。
広島では、原爆ドームや平和資料館への視察、被爆者講話や広島市街地の復興の歴史に係る講義などを通じた平和学習に参加し、決して繰り返してはならない過去の悲劇について、深く学び、考える機会となりました。京都では、日本の歴史、宗教、文化をテーマにした体験や歴史的建造物を巡りました。大阪では、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を訪れ各国のパビリオンを訪問し、持続可能で包摂的な未来社会のあり方について考察を広めました。
今回のプログラムに参加したトルコ人外交官4名のうち3名は、これまでに日本での留学や長期滞在経験を有する外交官でしたが「広島平和記念資料館の訪問は心に強く残り、平和について改めて深く考えるきっかけとなった」「国会議員との意見交換を通じて、日・トルコ関係の現状について多くを学んだ」「複数受講した講義を通して日本の政治的背景に関する理解がさらに深まった」など、本研修を通して、新たな視点や洞察を得ていました。
笹川平和財団は、民間団体ならではの自由な発想と手法による取り組みを通じ、今後も日本とトルコの二国間関係の将来を担う人材の育成とネットワーク強化に貢献してまいります。
第3回目の開催となる今回は、2025年5月18日~5月26日(計8日間)の日程で、4名のトルコ人若手外交官を招へいしました。一行は東京、広島、京都、大阪で関係各所を訪問し、日本の政治、経済、歴史、文化についての見識を深めました。
東京では、国会議員や外務省、在京トルコ大使館への表敬訪問、専門家による講義、国際協力機構やトルコの国家的インフラ整備に深く関与してきた株式会社IHIなどとの面談、東京外国語大学学生との意見交換会を行いました。また、外交史料館展示室では、日本の外交史に関する見識を深めていただき、東京復興記念館で関東大震災と復興について学んだ後、東京タワーから現在の東京の街の様子を見学しました。これらの活動や講義を通じ、多様な角度から日本に関する知見を深めるとともに、日本とトルコの外交関係の発展や、両国が直面する自然災害からの復興、複雑化する国際情勢などの共通課題に対する両国間協力の可能性に関する洞察を深める機会となりました。
広島では、原爆ドームや平和資料館への視察、被爆者講話や広島市街地の復興の歴史に係る講義などを通じた平和学習に参加し、決して繰り返してはならない過去の悲劇について、深く学び、考える機会となりました。京都では、日本の歴史、宗教、文化をテーマにした体験や歴史的建造物を巡りました。大阪では、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を訪れ各国のパビリオンを訪問し、持続可能で包摂的な未来社会のあり方について考察を広めました。
今回のプログラムに参加したトルコ人外交官4名のうち3名は、これまでに日本での留学や長期滞在経験を有する外交官でしたが「広島平和記念資料館の訪問は心に強く残り、平和について改めて深く考えるきっかけとなった」「国会議員との意見交換を通じて、日・トルコ関係の現状について多くを学んだ」「複数受講した講義を通して日本の政治的背景に関する理解がさらに深まった」など、本研修を通して、新たな視点や洞察を得ていました。
笹川平和財団は、民間団体ならではの自由な発想と手法による取り組みを通じ、今後も日本とトルコの二国間関係の将来を担う人材の育成とネットワーク強化に貢献してまいります。

外務省中東第一課表敬

日本トルコ友好議員連盟所属の議員各位との面会

広島平和記念公園視察

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)訪問

京都での着物体験と歴史的建造物巡り
※ 画像につきましては、事前の許可なくスクリーンショット等の撮影、転載、および資料の二次利用は出来かねますので、ご了承ください。
お問い合わせ先
公益財団法人 笹川平和財団 第1グループ(戦略対話・交流促進担当)
担当者:木村・ワイエブ
E-mail:middleeast-islam@spf.or.jp
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担当者:木村・ワイエブ
E-mail:middleeast-islam@spf.or.jp