震災復興へ想いをつなぐ日中交流
中国の無形文化財保護団体が輪島漆芸技術研修所に漆を寄贈
笹川平和財団(東京都港区、理事長・角南篤)は、3月3日(月)、昨年1月に能登半島地震により甚大な被害をうけた現地の伝統工芸関係者を支援するため、石川県立輪島漆芸技術研修所で寄贈品贈呈式を実施しました。
笹川平和財団(SPF)と戦略国際問題研究所(CSIS)は、2030年までのアジアおよび日米同盟に関する共通のビジョンについての提言をおこなうべく、著名な政策立案者と研究者から成る「日米安全保障研究会」を2013年に発足させました。
本研究会は、来るべき15年間に日米が追求する共通の世界ビジョンを確立する必要があると考えており、提示するビジョンは、2030年に世界のすべての国々が安全かつ平和で、繁栄し、自由であることを追求するというものです。
2016年2月29日に開かれた最後の会合にて「パワーと原則」と題した最終報告書および要約が取りまとめられ、公表されましたので、公開いたします。
日米安全保障研究会
日本側委員 (五十音順 敬称略) | |
岡本 行夫 | 株式会社岡本アソシエイツ 代表 |
折木 良一 | 統合幕僚監部 元統合幕僚長 |
加藤 良三(座長) | 元在米特命全権大使 |
田波 耕治 | 元国際協力銀行総裁、元大蔵事務次官、株式会社三菱東京UFJ銀行 顧問 |
西原 正 | 一般社団法人平和・安全保障研究所 理事長 |
羽生 次郎 | 公益財団法人笹川平和財団 会長 |
山口 昇 | 公益財団法人笹川平和財団 参与 |
米国側委員 (五十音順 敬称略) | |
リチャード・アーミテージ(共同座長) | アーミテージ・インターナショナル 代表 |
マイケル・グリーン |
戦略国際研究所(CSIS) 上級副所長(アジア兼ジャパンチェア);ジョージタウン大学 近代・現代日本政治・外交政策チェア |
ジョセフ・ナイ | ハーバード大学ケネディスクール 教授 |
ジョン・ハムレ(共同座長) | 戦略国際研究所(CSIS) 所長兼CEO |
デニス・ブレア | 笹川平和財団米国(SPFUSA) 会長 |
アーロン・フリードバーグ | プリンストン大学 教授 |
「日米安全保障研究会」最終報告書
・「パワーと原則」 (2016.02)
「日米安全保障研究会」最終報告書 要約
・「パワーと原則」要約 (2016.02)
WG1 報告書
・「日米サイバーセキュリティ協力の課題」 (2016.03)
WG2 報告書
・「東アジアにおける空間的秩序の国際法構造と日本のジレンマ-中国の海洋進出-」 (2016.02)
WG2 報告書
・「2030年までのアジア太平洋地域の将来展望と日米協力のあり方-ASEANの視点から」 (2016.02)
WG1 報告書
・「中国の対外政策と国内政治--政軍関係に焦点をあてて--」 (2016.01)
WG2 報告書
・「米国の対中『相殺戦略』」 (2016.01)
WG1 報告書
・「 日本の陸上防衛力の原点―ユーラシア大陸に近接した海洋国家の宿命―」 (2016.01)
WG1 報告書
・「日本海洋戦略の課題-米・中の安全保障政策・戦略と我が国の対応策」 (2015.04)
WG2 報告書
・「米中『競争』時代のアジア太平洋地域と日米同盟」 (2015.02)
WG1 報告書
・「日本の防衛政策の現状と課題」 (2014.11)