太平洋島嶼国および国内の世代交代ならびにコロナ禍における渡航機会の減少による人的関係の希薄化に対応するため、将来世代にわたる太平洋島嶼国との人的ネットワークの構築を図る。また、太平洋島嶼国の視点を踏まえた情報発信により、国内外における太平洋島嶼地域に関する理解の促進を図る。

(1) 現地アドバイザーの確保
当財団に理解のある現地有識者に対し、当財団活動への助言や地域情勢レポート執筆などを担う現地アドバイザーとして業務委託を行う。
 (2) 非公開地域情勢会議の開催
現地アドバイザーをパネリストとする地域情勢に関する情報共有のための非公開会議を開催する。

現地政府中堅若手職員を対象とし、当財団活動への参加、日本と出身国の外交関係に関する調査研究、エッセイなどの執筆を担う客員フェローを招へいする。

将来の日本太平洋島嶼国関係に関し、太平洋島嶼国出身留学生を中心とする意見交換を行う留学生会議を開催する。同会議実施のため、留学生リストの作成および調整活動に関する業務委託を行う。

自由で開かれたインド太平洋構想における島嶼国視点の反映を目的とする第２回インド太平洋島嶼国対話会議を開催する。