笹川日中友好基金
笹川日中友好基金
日本の人間国宝が中国を訪問
中国の伝統工芸関係者と交流会
2024.11.15
5分
笹川日中友好基金は、中国の民間非営利団体である上海世久非物質文化遺産保護基金会と協力し、日中両国の伝統工芸文化の保持者・伝承者の相互訪問と交流活動を通じて相互理解を深め、日中文化交流と国民の親善促進に寄与する事業を実施しております。今年の7月に中国の伝統工芸文化の保持者たちが来日したのに続き、10月に日本の人間国宝の方々をはじめ、伝統工芸文化の専門家たちが訪中し、中国側の専門家たちと交流しました。昨年6月に日本の伝統工芸分野の専門家による上海市、江蘇省、浙江省の訪問に続き、コロナ終息後2回目の訪中交流となりました。
今回の訪中交流に参加したのは、蒔絵の重要無形文化財保持者室瀬和美氏、夫人で工芸デザイナーの室瀬栄子氏、MOA美術館館長・箱根美術館長の内田篤呉氏、沈金の重要無形文化財保持者山岸一男氏、長板中形の重要無形文化財保持者で日本工芸会副理事長の松原伸生氏と事務局関係者です。
一行は10月16日にまず陝西省西安市に入り、そこで協力先の上海世久非物質文化遺産保護基金会の陳学栄理事長はじめ、基金会関係者に迎えられ、翌17日は大雁塔、青龍寺などの史跡と、西安博物院に陳列されている文化財を中心に視察しました。10月18日から陸路黄河を渡って山西省に入り、運城市の永楽宮壁画、唐代建築の広仁王廟、長治市にある法興寺の塑像、晋城市開化寺の壁画や青蓮寺の塑像などを視察しました。山西省に滞在する間、一行は無形文化財泥皮画の保持者範芳氏、彩色塑像の保持者史延春氏のアトリエを訪問し、中国の伝統工芸文化保持者と作品の制作技法、無形文化財保持者の認定制度などについて情報と意見を交換しました。
一行は10月16日にまず陝西省西安市に入り、そこで協力先の上海世久非物質文化遺産保護基金会の陳学栄理事長はじめ、基金会関係者に迎えられ、翌17日は大雁塔、青龍寺などの史跡と、西安博物院に陳列されている文化財を中心に視察しました。10月18日から陸路黄河を渡って山西省に入り、運城市の永楽宮壁画、唐代建築の広仁王廟、長治市にある法興寺の塑像、晋城市開化寺の壁画や青蓮寺の塑像などを視察しました。山西省に滞在する間、一行は無形文化財泥皮画の保持者範芳氏、彩色塑像の保持者史延春氏のアトリエを訪問し、中国の伝統工芸文化保持者と作品の制作技法、無形文化財保持者の認定制度などについて情報と意見を交換しました。
山西省での視察や交流を終えた後、訪中団は河南省の鄭州市に入りました。10月21日に鄭州図書館で、河南省を中心とした中原地域の無形文化財保持者など関係者との交流会を開催しました。訪中団一行は中国の無形文化財保持者たちの作品を鑑賞した後、MOA美術館館長・箱根美術館長の内田篤呉氏は日本の人間国宝制度に関する講演を行いました。その後人間国宝の室瀬和美氏、山岸一男氏、松原伸生氏が登壇して人間国宝対談が行われ、中国側無形文化財保持者や関係者たちの活発な質疑に答えました。
10月22日、訪中団一行は河南省博物館を視察して訪中交流の日程を全部終え、翌23日に北京経由で帰国しました。
笹川日中友好基金は、今後も日中両国の無形文化財保持者、無形文化財保護関連の事業に携わる両国の専門家の交流活動を企画・実施し、日中両国の文化交流と国民の親善促進に注力して参ります。
笹川日中友好基金
◆中国伝統工芸文化関係者が来日
◆ 書籍『日本の人間国宝・伝統工芸』刊行
◆中国の伝統工芸関係者を迎え日本の人間国宝・伝統工芸』出版報告会を東京で開催
◆『日本の人間国宝・伝統工芸』出版発表会が上海で開催