2024年度日本人学生イラン研修レポート Part2
第1グループ(戦略対話・交流促進担当)では、「戦略的日・イラン関係構築」事業における人材交流活動の一環として、公募による選抜を経た8人の日本人学生を2025年2月13日から2月22日までの10日間にわたりイランに派遣しました。 この滞在中に参加学生が感じたことや考えたことを、2回に分けて発信します。
笹川平和財団(東京都港区 田中伸男会長)は、2017年11月の第31回東南アジア諸国連合(ASEAN)サミットにて各国首脳により署名された「移住労働者の権利の保護と伸長に関する宣言(コンセンサス)」を受けて、インドネシアを拠点にASEAN域内の人権問題に関してアドボカシー活動を行うHuman Rights Working Group(HRWG)への支援を通じて、域内の市民社会からの情報に基づいた提言の取りまとめなどの活動を行っています。その一環として、2018年度の夏にコンセンサスに示されている移住労働者の権利について各国ではどのような現状にあるのか、またコンセンサスがどのような問題を見落としているのかを明らかにするためベースライン調査を実施しました。今回、このベースライン調査を書籍の形に取りまとめ、「Migrant Workers' Rights in ASEAN Region: A Baseline Study」として一般公開しました。2019年1月末にはインドネシア・ジャカルタで、3月上旬にはマレーシア・クアラルンプールで記念イベントを開催し、調査報告および政策担当者との対話を実施する予定です。
なお、「Migrant Workers' Rights in ASEAN Region: A Baseline Study」はHRWGのウェブサイトからダウンロードいただけます。