震災復興へ想いをつなぐ日中交流
中国の無形文化財保護団体が輪島漆芸技術研修所に漆を寄贈
笹川平和財団(東京都港区、理事長・角南篤)は、3月3日(月)、昨年1月に能登半島地震により甚大な被害をうけた現地の伝統工芸関係者を支援するため、石川県立輪島漆芸技術研修所で寄贈品贈呈式を実施しました。
笹川平和財団では、米国社会科学研究評議会(SSRC)への助成事業として、New Voices From Japan (NVJ)/ 若手専門家米国派遣プロジェクトを実施しています。
このプログラムは日米協力の将来や両国の政策コミュニティにとって重要となる様々な課題を専門とする、有望な日本人若手研究者・専門家を対象にしています。各々の分野での専門性を土台に米国における英語での発信力強化を目指しており、日米間の幅広い政策課題に関する率直で開かれた議論を担うことができる次世代の専門家を育成することを目的としています。
NVJ 参加メンバーは年間 6 名(前期・後期3名ずつ)公募により選抜されます。2016 年度後期参加メンバーの研修は ①10 月から 2017年3月にかけて計 10 回程度行われます。また、②2017年2 月下旬から 3 月初めかけて、発表と意見交換のため 7‐10 日間の米国派遣が予定されています。過去の NVJ メンバーが発表・政策議論を行った訪問先には、東西センター、ブルッキングス研究所、米国議会調査局、CSIS、ジョンズ・ホプキンズ大学(ワシントンDC)、コロンビア大学(ニューヨーク)、ライス大学(ヒューストン)、ジョージア工科大学(アトランタ)等があります。
当プログラムの対象となるのは日米の政策対話の中心にある諸問題に専門的知識のある、若手研究者・専門家です。これらの諸問題には、安全保障、対外政策、日本の政治および外交、日本のビジネスと経済、エネルギーと環境、開発、ジェンダー、人権、移民、高齢化社会などの問題が含まれます。
現在SSRCではその2016年度後期参加者を募集しています。締め切りは8月22日(月)です。
■詳しくは
2016年NVJ後期参加者募集のご案内.pdf
もしくは、
SSRCのウェブサイト、2015年度NVJ参加者の報告会の映像もご覧いただけます。
本プログラムに関心をお持ちの若手研究者、専門家の皆様は、是非ふるってご応募ください。また対象者となる専門家、研究者にお心あたりがございましたら、是非共有いただければ幸いです。
◎なお、本プログラムへのお問い合わせ、ご質問などにつきましては、米国社会科学研究評議会(SSRC)東京事務所 nvj@ssrc.org まで、お気軽にお問合せください。