笹川平和財団 安全保障・日米グループでは2025年3月7~8日、ホノルルにおいて、日米の実務経験豊富な有識者を招いて会合を開催し、「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して」と題した提言をとりまとめました。本提言書では、日本国内においてはなかなか深い議論を行うことが難しかった、日米同盟の核を含む拡大抑止の運用面の課題について、真正面から取り上げ、深く切り込んだ議論を推進することを提案しています。
笹川平和財団
当財団の「民間防衛外交研究」事業(2017‐18)では、先進各国が進める防衛外交の事例調査を行い、その内容を冊子に取り纏めてイギリス、フランス、オーストラリアの以下の通り発行しました。
笹川平和財団 安全保障グループ 主任研究員 西田一平太
日本と同様にアメリカのジュニア・パートナーであるヨーロッパNATO諸国の交渉戦術を分析し、日本の外交、安全保障政策、同盟政策へのインプリケーションを得るため1年半にわたって調査・研究を進めてきました。その研究成果を「研究報告書―同盟のマネージメント:ワルシャワNATOサミットと日米同盟への教訓」にまとめましたので公表いたします。
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