Projects
事業紹介
極域の次世代海洋政策
所属 | 海洋政策実現部(海洋政策研究所) |
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実施者 | 笹川平和財団 |
年数 | 5年継続事業の3年目 |
事業形態 | 自主事業 |
事業費 | ¥356,300,000 |
本事業は、急激に変化する極域を取り巻く情勢を踏まえ、人材の育成や生活・文化の維持、第3極と呼ばれるヒンドゥークシュ・ヒマラヤ(HKH)の氷河の安定化に関する取り組みを実施し、関係国等との相互理解も図りつつ、気候変動対策の最前線とも言うべき極域の安定化に資する研究や情報発信、政策提言を図ることを目的とする。
2025年度実施内容
1.海洋気候の変化に対応するアラスカ先住民の能力強化に関する調査研究
アラスカ大学フェアバンクス校等と協力し、変化する海洋環境に対応する能力強化に資する知見を提示するため、以下の取り組みを実施する。
(1)サーモンの生態調査
(2)先住民主導の共同管理を下支えするコミュニティベースでの観測の促進
(3)先住民による漁業と海洋科学の協働
(4)日米露の市民科学・研究交流
2.ヒンドゥークシュ・ヒマラヤ(HKH)の総合的な保全開発に関する調査研究
HKHおよびその下流域に位置する陸域および海域を持続可能で回復力のある地域へ変革するため、以下の取り組みを実施する。
(1)ガンジス川上流地域の氷河のモニタリングと各地域毎のリスク評価およびハザードマップの作成
(2)ガンジス川中流地域全体での効果的な水管理に資する科学的な戦略の作成および各コミュニティ間で先住民の知識と経験の共有を目的としたワークショップ等の開催
(3)ガンジス川下流地域、特にベンガル湾等の生物多様性の評価・分析に資する調査およびモニタリング体制の確立
(4)北極サークル総会におけるセッション、ラップランド大学および国際総合山岳開発センター等との各種会合の実施
3.極域の発展に資する人材の育成
北極に関する興味・関心を惹起し、海洋の重要性や有用性を発信する若手人材の育成を目指した「笹川アークティックスクール(仮)」等をトロムソ大学等と連携して実施するとともに、国内外の有識者等を招へいし、極域関係国間の興味・関心を惹起し、人的ネットワークの形成・強化を図るためのセミナー等各種会合を開催する。
アラスカ大学フェアバンクス校等と協力し、変化する海洋環境に対応する能力強化に資する知見を提示するため、以下の取り組みを実施する。
(1)サーモンの生態調査
(2)先住民主導の共同管理を下支えするコミュニティベースでの観測の促進
(3)先住民による漁業と海洋科学の協働
(4)日米露の市民科学・研究交流
2.ヒンドゥークシュ・ヒマラヤ(HKH)の総合的な保全開発に関する調査研究
HKHおよびその下流域に位置する陸域および海域を持続可能で回復力のある地域へ変革するため、以下の取り組みを実施する。
(1)ガンジス川上流地域の氷河のモニタリングと各地域毎のリスク評価およびハザードマップの作成
(2)ガンジス川中流地域全体での効果的な水管理に資する科学的な戦略の作成および各コミュニティ間で先住民の知識と経験の共有を目的としたワークショップ等の開催
(3)ガンジス川下流地域、特にベンガル湾等の生物多様性の評価・分析に資する調査およびモニタリング体制の確立
(4)北極サークル総会におけるセッション、ラップランド大学および国際総合山岳開発センター等との各種会合の実施
3.極域の発展に資する人材の育成
北極に関する興味・関心を惹起し、海洋の重要性や有用性を発信する若手人材の育成を目指した「笹川アークティックスクール(仮)」等をトロムソ大学等と連携して実施するとともに、国内外の有識者等を招へいし、極域関係国間の興味・関心を惹起し、人的ネットワークの形成・強化を図るためのセミナー等各種会合を開催する。
報告書等
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研究員
年度別詳細
関連事業
- 2024年度 極域の次世代海洋政策
- 2023年度 極域の次世代海洋政策
- 2022年度 北極に関する科学技術政策の研究
- 2021年度 北極に関する科学技術政策の研究
- 2018年度 北極ガバナンスの国際協力の研究
- 2017年度 北極ガバナンスの国際協力の研究
- 2016年度 北極ガバナンスの国際協力の研究
- 2015年度 アジア諸国の北極ガバナンス研究
- 2015年度 北極海航路利活用戦略の策定