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事業紹介

北極に関する科学技術政策の研究

これまで構築した産学官および関係国とのネットワークを活かして、科学的根拠に基づいた合理的な議論や効果的な政策の実施方法の検討を通じて、北極政策の形成や北極政策研究の発展、ひいては、日本と北極との関わりに関する社会認識を高めることや北極における持続可能な開発に貢献をする。

2021年度実施内容

次期我が国の北極政策および北極域研究船の戦略的な利活用に関する政策提言
北極に関する産学官・各分野の有識者20名ほどが出席をする、当財団が事務局兼とりまとめ役をしている「北極の未来に関する研究会」を通じて、次期我が国の北極政策および北極域研究船の戦略的な利活用に関する議題ついて意見交換および検討を行う。
北極評議会議長国との政策研究協力・連携
2021年5月に任期を終える現北極評議会議長国アイスランドとの協力関係を維持発展させつつ、次期議長国であるロシアとの協力関係を確立させるため、それぞれの北極政策担当当局とのハイレベルでの意見交換を行う。
海外シンクタンクとの共同研究
2021年夏に、米国のウィルソンセンターと日米の北極政策協力に関する共同セミナーをワシントンD.Cにて開催する。また同年冬を目途に、中国の海洋発展戦略研究所と北極政策に関する諸課題に関する共同セミナーを東京ないし北京において開催する。セミナーの結果は、それぞれの機関を通じて対外的に(日本語、英語、中国語)で発信する。
北極域に関する個別課題に関する研究
北極政策上重要課題である、北極における海洋プラスチックや海洋保護区などの個別の課題について、国内外の有識者と意見交換をしながら予備研究を進める。
北極域研究に関する情報発信
東京において北極サークル日本フォーラムを開催する。本国際会議は、日本・アイスランド共催の第三回北極科学大臣会合(ASM3)と並行・連携する形で開催する。また同年に開催予定の北極サークル総会において、日本フォーラムの成果を発表をする。

報告書等

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