Ocean Newsletter

オーシャンニューズレター

第16号(2001.04.05発行)

第16号(2001.04.05 発行)

編集後記

ニューズレター編集委員会編集代表者((社)海洋産業研究会常務理事)◆中原裕幸

◆初めて、統一テーマをめぐって異なる立場にたつ複数の方々のオピニオンを同時並列で掲載した。読者の皆さんの感想はいかがであろうか? 執筆を快諾いただいたお三方に深謝。なお、これを機に、漁業操業や海洋環境保全、あるいは長期的な東京湾の総合管理のあり方といった視点からの議論参加も多いに期待したい。

◆そもそも「さまざまな立場と視点の議論に場を提供し、人類と海洋との共生をめざす海洋政策の形成に貢献すること」(創刊予告号、編集委員会からのメッセージより)を狙いとして創刊された本誌にとっては、本来のあり方を体現していく一歩とも考えている。海域利用、海洋政策にとって、現実は多面的で一筋縄ではいかない。しかし、もつれた糸はやはり一つ一つほどいていく努力を払わねば解決には至らない。

◆諫早湾、沖縄代替基地、えひめ丸と原潜衝突・同引揚げ問題など、このような複眼的論議が望まれるテーマはまだまだ多い。読者の方々から、そうしたテーマの選定についてのご希望も遠慮なくご連絡いただきたい。(了)

第16号(2001.04.05発行)のその他の記事

ページトップ