2023年12月25日
第13巻1号
第13巻1号は、国際関係と海洋秩序をテーマに、日本海、東シナ海、南シナ海、太平洋、インド洋、地中海、エーゲ海、カリブ海と地球を一周する広大な海域を扱っている。
論説は、日本と中国の関係を考察しつつ東アジア全体の海洋地政学について論じた『日本、中国、南シナ海と東シナ海における領有権問題』、また、竹島の自然や日本人の活動を撮影した、波乱の来歴を持つ映像資料の解析と検証『1940年に竹島で撮影された8ミリフィルムの検討』を掲載した。
インサイトは4本、韓国による竹島の不法占拠を新聞記事から考察した論説、エーゲ海係争地域でのドイツの海洋調査活動を取り上げた論説、また、EUによるインド太平洋への海軍派遣と海洋安全保障問題の論説、さらに、東地中海でのトルコなどによる海洋境界画定問題の論説を掲載。
コラムでは、カリブ海の島嶼問題を通して、海洋利用に関する公海・領海問題を論じた『カリブ海の島嶼国とパトリモニアル海』を掲載した。
目次
1 論説
日本、中国、南シナ海と東シナ海における領有権問題―アジア太平洋地政学の不確実な力学―
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エレナ・アタナソバ - コーネリス
1940 年に竹島で撮影された 8 ミリフィルムの検討
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井上貴央
2 インサイト
韓国の竹島不法占拠と新聞報道
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藤井賢二
係争海域での海洋調査活動に関する一考察―エーゲ海の事例を中心に―
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下山 憲二
インド太平洋における欧州連合(EU)の海軍プレゼンス、その価値とは
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エバ・ペショバ
東地中海における海洋境界画定紛争―トルコの立場を中心に
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竹内明里
島嶼研究ジャーナル
第13巻1号
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2013年07月01日