2. 地理

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北方領土は、北海道の北東の洋上に連なる島嶼で、歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)の四島から成る (Ref.1) 。
総面積は四島を合わせて5,003km2 である(Ref.2)。

歯舞群島および色丹島は北海道根室半島の延長に点在する島嶼群である。国後島は根室半島と知床半島の間に挟まれるようなかたちで存在し、その北東延長沖に択捉島が位置する。歯舞群島から色丹島にかけては、北側に白亜紀の地層が分布し、南側にそれよりも新しい中新世の火山岩類が分布している。一方、国後島および択捉島は千島弧上に形成された火山列島で、活火山を有するのが特徴である(Ref.3, 4, 5)。


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