「日本におけるイスラム理解の促進」講演会シリーズ
第1回「日本におけるイスラム-共生のための課題-」

近年イスラムが世界的に注目を浴びる中、日本でもメディアなどを通じて「イスラム」という言葉を目にする機会が増えました。また、外国人観光客、外国人労働者の増加、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、市民レベルでムスリム(イスラム教徒)に接する機会も増えています。しかし、イスラムというものが必ずしも正しく理解されているとは言えず、ニュースで得られるテロや難民という漠然としたイメージで語られる場合が少なくありません。彼らが具体的にどのような歴史、思想、文化、風習を持っているのか、など、ムスリムに関する正しい知識と理解を得ることは、これからの日本でムスリムを含む外国人と、共生できる社会を築いていくために必要であると言えます。

こうした状況を背景に、2019年度、笹川平和財団では「日本におけるイスラム理解の促進」と題し、テーマ別に全4回の講演会を開催します。2019年6月21日に開催されたシリーズ第1回「日本におけるイスラム-共生のための課題-」では、日本に暮らすムスリムの実態と彼らとの共生について、早稲田大学教授の店田廣文先生にご講演いただきました。

 

店田先生は講演の前半で日本のイスラム社会の現状について、滞日ムスリムの歴史、モスクを中心としたイスラム・コミュニティの活動、イスラム・コミュニティの持続的発展に関する実態に触れ、後半では「共生」に焦点を当てて、自治体のムスリムに対する認識や施策、日本人のムスリムに対するイメージ、ムスリム・コミュニティが行っている交流の取り組みに触れながら、日本人とムスリムの共生についてお話しされました。
店田先生は講演の最後に、ムスリムと共生する社会を構築するためには、世代、宗派、ライフスタイル等の違いから生まれるムスリムの多様性を前提として理解したうえで、まず日本社会の側からムスリムに関心を持つことが必要であると述べました。そして、社会の中に日本人とムスリムが出会い、交流できる場を作ることでムスリムへの関心を持ってもらい、そこから関係を築いていく。そのような過程を経て、共生の道が見えてくると結論づけました。

全文PDF islam_japan/islamseminer_text.pdf

レジュメ islam_japan/resume_1.pdf

動画リンク

 

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