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第3グループ(社会イノベーション推進担当)

【イベント報告 】
アジア・フィランソロピー会議2024

2025.01.14
笹川平和財団はアジアにおける事業活動を展開するにあたって、近年成長の著しいアジアのフィランソロピー(公益事業 / 財団)関係者との協働を重視しています。
 
2024年11月29日に、日本財団主催による「アジア・フィランソロピー会議2024」が東京ステーションホテルで開催され、笹川平和財団もパートナーとして参加しました。
 
本会議は、アジア地域における社会課題解決に取り組む財団等の組織を招へいし、連携と協働を促すためのもので、今回で3回目となります。第3回のテーマは「Diversity, Equity & Inclusion (DE&I、多様性、公平性、包括性)」で、アジアにおいてすべての人が取り残されることのない社会の実現を目指し議論を行うものです。

笹川陽平氏 (日本財団会長)

会議は日本財団笹川陽平会長の挨拶により始まりました。笹川氏は、アジアにおける社会課題の解決に国家や行政だけで解決できない社会課題が広がっていると述べた上で、それらの課題に対して自分たちがやれることをすべきという人の輪を、この会議を通じてさらに広げ、深めていきたいとの想いを語りました。

上川陽子氏 (衆議院議員・前外務大臣)

次いで衆議院議員・前外務大臣の上川陽子氏が、社会課題に対する取り組みにおいて、政府等の公的資金や民間資金、そしてフィランソロピー資金を組み合わせて活動していく必要があるとした上で、またこの会議がアジアの多様性を認識した上で「共に創る」場になってほしいとの期待を述べました。
午前中の全体会に続いて、午後の笹川平和財団企画によるパラレルセッション「地方の課題解決に挑むフィランソロピーの触媒的役割」では、アジアで深刻化する都市と地方の格差に焦点をあて、フィランソロピーがどのように触媒となり、これらの課題解決を加速させてきたのかを紹介しました。

田淵良敬氏 (Zebras and Company共同創業者 / 代表取締役)

セッションでは最初にZebras and Company共同創業者 / 代表取締役の田淵良敬氏より基調講演があり、ビジネスを通じたより良い社会の実現、マルチステイクホルダー、包摂性や多様性を重視するゼブラ企業の概念を説明した後で、Zebras and Companyが日本政府の政策にも働きかけることで、ゼブラ企業の育成を中核とした地方創生の取り組みも進めていることが紹介されました。

松野文香 (笹川平和財団アジア・イスラム事業ユニット第3グループ長)

次いで笹川平和財団アジア・イスラム事業ユニット第3グループ長の松野文香より、笹川平和財団による報告書「波及するインパクト:アジアで解き放つカタリティックフィランソロピーの潜在力(Tripple Ripple: Unlocking the Power of Catalytic Philanthropy in Asia)」の概要を紹介しました。本報告書はアジア7か国15組織への調査に基づき、フィランソロピーが触媒的役割を果たすための9つの要件をまとめたものです。
その後、マレーシアのヤヤサン・ハサナの常務理事シティ・カマリア・アーマド・スブキ氏、フィリピンのバヤン・ファミリー・オブ・ファウンデーションズ副会長のカルロ・サグン氏、日本の福武財団事務局長の笠原良二氏より、それぞれの財団の取り組みについて紹介と討論がありました。

左より松野、スブキ氏、サグン氏、笠原氏

スブキ氏からはヤヤサン・ハサナがマレーシア財務省や地域の中間支援団体と協力して実施している社会的企業育成ファンド(Hasanah Social Enterprise Fund)の紹介がありました。サグン氏はフィリピンで活発に進められている市民社会活動としての社会的企業育成「エコシステム(生態系)」へのバヤン財団の活動と、その活動をケソン市などの地方自治体と協働で進めている活動について説明しました。笠原氏は福武財団がベネッセ等と協働しながら、30年間余にわたって瀬戸内海の直島ほかの島々を芸術を通じて振興してきた営為、そして福武財団の助成を通じた仲間作りについても述べました。
登壇者からは財団の仕事は多くのパートナーとの協働を通じてなされること、長期的な視点で考えることの大事さ、そしてその成果として地域の人たちの幸福が重要であることが共通して語られました。今後日本や他のアジア諸国で「幸福な地域」をどう守り、作り出していくかについて、大きな示唆が得られたセッションとなりました。
報告書「波及するインパクト:アジアで解き放つカタリティックフィランソロピーの潜在力(Tripple Ripple: Unlocking the Power of Catalytic Philanthropy in Asia)」についてはこちらから:
 

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