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ジェンダーイノベーション事業グループ エコシステム強化(お知らせ)

事業の効果を測る

ジェンダー視点を取り入れたインパクト指標

笹川平和財団


2021.12.09
5分
GLIA Measuring Gender Equality
昨今着目されているインパクト測定とは、プロジェクトがもたらした変化(インパクト)を測定する評価手法ですが、まず何に対する変化を測るのかを明確にし、的確に測定するためには、指標が必要になります。

笹川平和財団は2020年に、オーストラリア政府外務貿易省のFrontier Incubatorsプログラムにおけるジェンダー視点の取り組みの主担当である ygapと、ジェンダー視点を取り入れた支援事業の効果を測るためのインパクト指標作成に関するツールキットを開発しました。

https://toolkits.scalingfrontierinnovation.org/glia/gender-impact-measurement/
本ツールキットでは、組織や事業、エコシステム全体でジェンダー平等を向上させるためのプロジェクトが、実際にどのような変化をもたらしているかを測定・評価するためのプロセスやベスト・プラクティス、戦略を紹介しています。

前年度開発したGLIAツールキット同様、本ツールキットでも、①⽀援機関の組織、②行っている事業、③支援機関を取り巻くエコシステムに着目し、それぞれの視点からどのように評価指標を作っていくのかをステップごとに説明しています。

インパクトを測る前に

ツールキットのなかでは、まず、この評価測定プロセスが組織にもたらす価値をチームに伝えることが、取り組みを成功させるための重要な最初のステップとして書かれています。加えて組織のキャパシティを的確に把握したうえで、評価実施のプランを作成することを勧めています。

インパクト指標作成の仕方

次に、指標の作り方として、まず現地のコンテクスト・背景を的確に理解することを重要としています。そのうえで、定量的指標および定性的指標両方を作り、可能な限りすべてのデータを男女別に集計するよう述べています。

ジェンダーデータの集め方

ジェンダーデータとは、測定値、観察値、数値などの事実で、性別ごとに収集・提示され、ジェンダー課題や女性と男性の多様性を適切に反映し、生活のあらゆる側面を捉えたデータを指します。このデータは、ジェンダーに基づくバイアスをもたらす可能性のある固定観念や社会的・文化的要因を考慮した収集方法によって作成されていることが重要です。正しいタイプのデータを収集していなかったり、データ収集方法が偏りを最小限に抑えていなかったりすると、どのような分析を行っても、何が起きているのかを正確に把握することはできません。ツールキットでは、具体的にどのすれば的確にジェンダーデータを収集できるのかを紹介しています。

ジェンダーデータの分析の仕方

次に、集めたデータの分析の方法ですが、ツールキットでは、性別ごとに異なるカテゴリー(例:民族、年齢、性的指向、能力など)についての情報を比較し分析を行います。これらを比較することで、女性、男性、その他のジェンダーのアクセス、インクルージョン、参加などに影響を与える可能性のある、不平等やギャップを明らかにすることができます。また、収集したデータを最大限に活用するためには、定期的に分析する必要があります。ツールキットでは、各プログラムの後、四半期毎、または年末にデータを確認する時間を設けることを勧めています。
本ツールキットは42ページにわたる指南書であるため、すべての内容をここで紹介することはできませんが、より効果的で効率的な事業を行えるよう、多くの起業家支援組織にインパクト指標の作成やインパクト評価を行ってもらいたいと考えています。

ジェンダーイノベーション事業グループ エコシステム強化(お知らせ)
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