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第3グループ(社会イノベーション推進担当) エコシステム強化(お知らせ)

起業家支援機関がジェンダー視点を強化するための指南書、GLIAツールキットとは?

笹川平和財団


2021.12.09
GLIAツールキットは、東南アジア各国で活動している起業家支援機関のための指南書です。東南アジアの女性起業家が、彼女たちを取り巻く様々な課題に立ち向かい、起業活動を進めていくために、起業家支援機関がどのように支援していけば良いのか、考え方、工夫や実践例を盛り込み、支援がより女性起業家のニーズに合致することを目的に開発された実用書です。オーストラリア政府外務貿易省のFrontier Incubatorsプログラムと当財団が共同で開発し、2019年に出版・ウェブ公開されました。

GLIAツールキットのリンク:
https://toolkits.scalingfrontierinnovation.org/glia/introduction/introduction/
ウェブ版では、英語、ミャンマー語、タガログ語(フィリピン)、クメール語(カンボジア)に対応しています。下記のURLからダウンロードできるモバイル版とPDF版があります。 
東南アジア地域では、多くの国や地域で様々な社会背景から女性の就職率が低く、女性が収入を得るためには自ら「起業」する以外に選択肢がない状況にあります。また多く場合、女性の起業家は成長する事業に携わる機会が少なく、女性による起業は小規模なものに留まる傾向にあります。女性が積極的に社会参画するためには、社会的な男女格差の縮小につながる環境づくりが必要です。GLIAツールキットは、このような環境を改善する一助となるための作られたものです。

GLIAツールキットは、①⽀援機関の組織、②行っている事業、③支援機関を取り巻くエコシステムに着目し、ジェンダー視点を適⽤するフレームワークや、実⽤的なガイドラインおよびケーススタディが含まれています。 
またGLIAツールキットは、その効果を上げるためために、作成段階において、東南アジアにおける起業家支援組織6社:Instellar(インドネシア)、ONOW(ミャンマー)、Phandeeyar(ミャンマー)、Xchange(フィリピン)、Agile(カンボジア)、SHE investment(カンボジア)に協力を仰ぎ、厳格な試験的導入を実施しました。それゆえ、女性起業家のニーズに合致し、各国の事情に沿った内容になっていると言えます。

加えて、2020年にはFrontier Incubatorsプログラムにおけるジェンダー視点の取り組みの主担当である ygapとのパートナーシップを継続し、女性起業家が直面する課題を解決するために、新しいコンテンツやケーススタディの開発し、GLIAツールキット2.0を発表しました。

このGLIAツールキット2.0は、ジェンダー視点を取り入れた支援事業の効果を測るためのインパクト指標および「製品・サービスにおけるジェンダー」「交渉力」「インポスター症候群」「ジェンダーと権力」に関連する新しいモジュールが含まれています。これらの科目は、起業家支援組織が自分たちの仕事にジェンダー視点を適用すること(例・製品設計におけるジェンダー視点の適用)、あるいは女性起業家の課題やニーズに対処すること(例・インポスター症候群)に役立ちます。
GLIAツールキット2.0の作成においても、東南アジアにおける起業家支援組織からは多大な協力を得て、Change Fusion(タイ)、Impact Hub Kuala Lumpur(マレーシア)、Impact Palu(インドネシア)、Makesense(フィリピン)、New Energy Nexus(シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン)、Villgro(フィリピン)、WISE(ベトナム)、Installer(インドネシア)、SHE Investments(カンボジア)が試験的導入に参加しました。

GLIAツールキットが広く東南アジアの起業家支援組織に使われ、ジェンダー視点を伴った起業家支援事業を実施することで、東南アジアの女性起業家の数が増え、男性起業家と遜色なくリソースへアクセスできるようになることを期待します。

第3グループ(社会イノベーション推進担当) エコシステム強化(お知らせ)
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