私の所属する海洋政策研究所(OPRI)は国際色が豊かで、特にプロジェクトチーム内で使用する言語の9割が英語のため、研究アイデアや提言にも素直に交流でき、非常に恵まれた環境だと実感しています。
OPRIは既に多様性に溢れており、働くうえで違和感はほとんどありません。日本語と英語が併記されている内部向けの公式アナウンスも増えており、国際化を進めるうえで、斬新で革新的な組織・制度設計は素晴らしいと思います。
笹川平和財団全体としては、国籍・言語に関わらず、誰でも組織や社会に貢献できるという実感を持てるようになってほしいです。立場や部署を問わず、シンクタンクとして、皆がアイデアなどを自由に発言できる場がもっと増えたら良いと思っています。多国籍な環境こそ、多様性を備えた当財団の知見や成果を深化させます。そのうえで、世界のあらゆるセクターへ届けることを目的とした、充分な議論がなされることが重要だと感じています。
このような取り組みが長期的に見て、当財団のみならず地球規模の持続可能な課題解決のために必要であると私は信じています。
マイケルさんの活躍についてはこちら;
https://www.spf.org/publications/spfnow/0069.html