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D&I(職員の声)

日本を見つめて30年、職場や家庭におけるジェンダーへの想い

笹川日中友好基金グループ グループ長 于展


2021.03.03

ご自身について教えてください

笹川日中友好基金グループ グループ長 于展
 私はもともと中国北京生まれ、北京育ちです。北京外国語大学で日本語を専攻し、卒業後は教師や研究助手など日本語に関わる仕事をした後、東京大学大学院で教育学を専攻するために来日しました。1989年から笹川平和財団で働いているので、財団内ではかなり古株なほうですね。なお、2004年~2007年に当時の当財団の制度を利用してコロンビア大学に留学し、博士号を取得しました。現在は妻と中学一年生の息子の家族三人で暮らしています。
 私は中国で調理師免許を取得するぐらいの大の料理好きなので、我が家では料理担当は主に私、掃除は主に妻、というように家事を分担しています。息子が幼稚園に通っていた頃は、お弁当も私が毎朝作っていました。当時、時差出勤制度を利用して朝10時に出勤していたので、ゆっくり子どもの面倒を見ることができて助かりました。今もまだまだ子どもが育ちざかりで栄養にも気を遣っているので、材料の買い出しも私が率先して行っています。

笹川平和財団で働き始めたきっかけは何ですか?

 笹川平和財団で働くようになったのは、タイミングとご縁が重なったからだなと思っています。というのも、大学院に留学中の1989年5月、たまたま知人の紹介で、当財団の関連団体である日本吟剣詩舞振興会の訪中使節団派遣に通訳スタッフとして同行したことがきっかけだからです。その時に、同じく関連団体である日本財団の関係者と知り合い、その方から後に、笹川平和財団で日中基金(現在の笹川日中友好基金グループ)を立ち上げるので一緒に働いてくれないかと誘われました。
 興味はあったものの当時はまだ修士課程の1年目だったので、まずは学生アルバイトとして、同年10月から笹川平和財団で働き始め、資料の翻訳や会議の通訳などを中心に行いました。正式に職員になったのは1995年です。
 ちなみに、1989年5月に訪中した際は中国が戒厳令下にあり、我々使節団一行が帰国した8日後の6月4日に天安門事件が起こりました。このような印象深い背景もあり、この時期の出来事は一生忘れることはないと思います。

現在はどのような仕事をしていますか?

笹川日中友好基金グループ グループ長 于展
 現在は日中の人的交流を促進する事業を行ったり、グループ長として部下の業務指導や補佐、また、役員との打ち合わせや外部要人の応対を行ったりしています。
 コロナ禍の前までは、毎月のように中国出張に行っていました。妻も仕事の関係で、年に数回は2週間程度の海外出張をすることがあったので、どちらかが必ず子どもの面倒を見られるべく、出張が重ならないように日程調整に毎回苦労しました。
 現在は私がほぼ毎日在宅勤務をしていますが、一方、医療業界で働く妻は多忙を極めています。そのため、家にいる時間が長い私の方がこれまでよりも家事を担ったり、子どもの勉強を見たりしています。家事においても育児においても、妻と日々支え合っているという実感があります。

ダイバーシティ&インクルージョンという観点から、笹川平和財団に期待することは何ですか?

 近年、当財団では障がい者の方も採用され始め、笹川平和財団ビルもユニバーサルデザインになっており、良い傾向です。
 一方で、以前の方が外国人職員が多く、もっと多国籍な雰囲気だったように感じています。より多くの外国人職員と、お互いに刺激しながら楽しく働いた方が、国際的な財団としての力が発揮できるのではないでしょうか。
 ジェンダー平等という点では、私が入職した約30年前から十分尊重されていると思います。女性の研究員も多く活躍していました。当時は週休二日制ではなかったため、土曜日の午前授業が終わったお子さんをオフィスに連れてきて働くという女性職員もおり、そのような光景も受け入れられる雰囲気でした。
 発言権にも男女差は特にありませんでしたが、強いて言うなら、当時の部長・室長クラスの役職者は男性比率が高かったように記憶しています。ただしそれも改善されて、今では管理職の男女比率はほぼ同等です。
 笹川平和財団が以前からジェンダー平等が当たり前だった他方で、日本の社会全体はこの30年で大きく変わった実感があります。昔は大学の研究室でさえも飲み会で女性にお酒を注がせたり、からかったりなどして「女性軽視」の風潮があり、それに対して誰も違和感を抱きませんでしたが、今の社会では通用しません。また政界でも、活躍する女性政治家が増えてきたという印象があります。これは国の制度が変わり、国民一人一人の意識が変わってきた成果だと思います。
 とはいえ、まだ変革期です。当財団はジェンダー平等の観点では先進的だと思っているので、社会全体に良い影響力を与えていってほしいです。公益財団法人としての使命の一つだと期待しています。
 そのためには当財団の職員個々人がそれぞれの生活で体現していくことが必要です。個人的には、まずは男性も料理をすることをお勧めします。手軽に始められますし、物の見方が変わり、今までは気づかなかった苦労や工夫が見えてくるようになりますよ。


笹川日中友好基金グループについてはこちら;
https://www.spf.org/programs/china/

 
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