中国から環境問題の専門家を招へい 日本側有識者と気候変動対策について対話
笹川平和財団笹川日中友好基金は、3月10日から15日までの期間中に、中国の環境問題の専門家一行7名からなる訪日団を招へいし、日本側有識者と気候変動対策をテーマに対話会議を開催しました。
【プログラム変更のお知らせ】(2017年2月23日)
明日、開催予定の「トランプ新政権と米中関係の行方」ですが、講演を予定していた王絹思教授が急病により緊急入院をされたため、今回の来日は中止となりました。王絹思教授の代役として、北京大学国際戦略研究院副院長の于鉄軍准教授に来日いただき、王絹思教授の講演内容をご紹介するとともにご自身が解説をいたします。
2016年11月の米国大統領選で勝利して以来、トランプ大統領は保護貿易主義的な傾向を示し、経済・安全保障面で中国を挑発し続けています。一方で中国はそうした挑発に乗らず、2017年1月17日、スイスで開かれたダボス会議で習近平国家主席は、グローバル経済を擁護し、反グローバル化、保護主義を批判する講演を行い、まるで米中の役割が入替ったかのような内容でした。米国新政権の誕生により、世界情勢が流動的になる中、中国はどのような外交・安全保障戦略をとろうとしているのか、中国を代表する国際戦略の論客をお迎えして、外交・安全保障の両面からご講演頂きます。また、現代中国研究の第一人者である高原明生氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)と朝日新聞編集委員として安全保障の第一線を取材してこられた加藤洋一氏(日本再建イニシアティブ研究主幹)にコメンテーターをおつとめいただきます。
14:00-14:05 | 開会あいさつ 大野修一(笹川平和財団理事長) |
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14:05-14:30 | 講演「トランプ新政権と米中関係の行方ー安全保障を中心に―」 張沱生(中国国際戦略研究基金会学術委員会主任) |
14:30-14:55 | 講演「トランプ新政権と米中関係の行方ー政治外交を中心に―」 王緝思教授代読・解説 于鉄軍(北京大学国際戦略研究院副院長、准教授) |
14:55-15:05 | コメント 高原明生(東京大学大学院法学政治学研究科教授) |
15:05-15:15 | コメント 加藤洋一(日本再建イニシアティブ研究主幹) |
15:15-16:00 | 質疑応答 |
16:00 | 終了 |