「日中未来創発ワークショップin 東京」が、2月18日、19日の両日、「私たちが実現したい『未来の生活』」をテーマに、笹川平和財団ビル(東京・港区)で開催され、中国の大学生38名と日本の大学生30名(合計68名)が、フィールドワークやディスカッション、レクチャーなどの様々なプログラムを通して両国の未来における協力の可能性を探りました。
日本側参加者は、参加者の募集に応募をいただいた日本国内の大学に通う大学生・大学院生。中国側参加者は、日本科学協会が中国で開催している「
全国大学日本知識大会」「本を味わい日本を知る作文コンクール」「
日本研究論文コンクール」の各成績優秀者などからなる笹川杯訪日団です。
このワークショップは、笹川平和財団(理事長:角南篤)と日本科学協会(会長:髙橋正征)の協力により開催するもので、日中両国の若者がface-to-faceの交流を通じて相互理解を深め、新たな気づきや価値観を共有することで未来に繋がる人間関係を構築することがねらいです。
開会にあたり、笹川平和財団 笹川日中友好基金の特任グループ長の尾形慶祐氏は、日中相互理解推進のためには日中関係の如何に関わらず民間交流と対話を継続すること、お互いをよく知る人材のすそ野の広げることが重要であるとした上で、今後は今回のワークショップのように日中の若者が交流できる機会を増やしていく旨の方針を示しました。