2月18日、19日、北京に続き「日中未来創発ワークショップin東京~私たちが実現したい『未来の生活』」を開催。日本人学生と中国人留学生(合計68名)が、専門家の講義、チームごとの都内フィールドワークで得られた気づきを題材に、日中両国の若者の視点による未来の生活のアイディアを発表しました。

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笹川日中友好基金

第4回「日中未来創発ワークショップin東京~私たちが実現したい『未来の生活』」開催報告 その1

ワークショップ1日目(2/18)

笹川日中友好基金


2024.03.05
日中未来創発ワークショップin東京~私たちが実現したい『未来の生活』集合写真
 「日中未来創発ワークショップin 東京」が、2月18日、19日の両日、「私たちが実現したい『未来の生活』」をテーマに、笹川平和財団ビル(東京・港区)で開催され、中国の大学生38名と日本の大学生30名(合計68名)が、フィールドワークやディスカッション、レクチャーなどの様々なプログラムを通して両国の未来における協力の可能性を探りました。

 日本側参加者は、参加者の募集に応募をいただいた日本国内の大学に通う大学生・大学院生。中国側参加者は、日本科学協会が中国で開催している「全国大学日本知識大会」「本を味わい日本を知る作文コンクール」「日本研究論文コンクール」の各成績優秀者などからなる笹川杯訪日団です。
 
 このワークショップは、笹川平和財団(理事長:角南篤)と日本科学協会(会長:髙橋正征)の協力により開催するもので、日中両国の若者がface-to-faceの交流を通じて相互理解を深め、新たな気づきや価値観を共有することで未来に繋がる人間関係を構築することがねらいです。

 開会にあたり、笹川平和財団 笹川日中友好基金の特任グループ長の尾形慶祐氏は、日中相互理解推進のためには日中関係の如何に関わらず民間交流と対話を継続すること、お互いをよく知る人材のすそ野の広げることが重要であるとした上で、今後は今回のワークショップのように日中の若者が交流できる機会を増やしていく旨の方針を示しました。
 

基調講演

 この日最初のプログラムは基調講演で、日本と中国で活躍している情報発信のプロと言える3人の講師が、日中に向けた情報発信の視点や思い、ここ10年間における生活の変化などをポイントに自らの経験を伝え、“実現したい未来の生活”の姿、実現のための課題や解決策考えるためのヒントを提供しました。
 
 日本初の外国人声優である劉セイラ氏は、声優を目指した経緯、ネイティブでないことによる不遇の時期と不屈の精神、遂に夢実現など自らの経験を紹介し、強い意志をもって夢を追い続ければ必ず実現できるということを示唆した上で、実現したいことは自分の言葉で表現すべきとしました。

 コンテンツプロデューサーで山下智博氏は、文化を紹介する動画投稿により、現在、中国ネットの総フォロワー数は650万人を超えるインフルエンサーですが、日中友好よりは寧ろ相互理解—互いを知ろうという姿勢が大切とした上で、具体的にはまず仲の良い友だちをつくって良い関係性を築き更にその友だちの輪を広げることとしました。また、時代の状況はこれまでも今後も大きく変化し続けることから、時勢を見て活動を考えることの重要性を強調し、情報発信については、同世代が求める(ニーズがある)ことを発信するという視点を紹介しました。

 起業家でプロジェクトマネージャーの于智為氏は、日中における10年間の様々な変化の例や自身の活動状況等を紹介し、“Feel Think and Act”―自分で感じ、考え、分析し、自分なりに行動してみること、また中国と日本の考え方や文化の違いを理解した上で人間関係を築くことが大切であるとしました。さらにフィールドワークに向けては、東京で皆が知りたいと思っていること、困っていることをインターネットで発信すれば良いとし、このイベントの最終課題である情報発信のヒントを提供しました。
 
 レクチャー後の質疑応答では、会場の参加者から「どのように長期プランを立てれば良いか」との質問があり、各講師は次のように回答して目標実現のためのヒントを提供しました。
 劉氏は、自身の経験から長期的なプランを立てられるような情況ではなく、その瞬間、声優になりたいという感覚だけを信じていたが、結果的にそれが良かっとした上で、長期プランを立ててもそれに固執することなく、情況に応じて方向を変えながらも目標に向かって進むという考え方もあるとしました。
 
 山下氏は、目標実現において、まず沢山の新しいことに触れて試す、次に自分がそれを楽しいと思えるか、他の誰かを幸せにしている(ニーズがある)かを確認した上で、好きなことを長くやることが大切であり、これは全ての仕事に共通して言えることとしました。
于氏は長期プランを登山に例え、すそ野からは頂上を見ることはできないが、途中まで登ると上が見えてくるので、少しずつ目標に近づけていきながら計画を発展させていくという考え方もアリとしました。

フィールドワーク

 この日2つ目のプログラムは、フィールドワークです。
 日中の若者からなる10チームが、チーム毎に話し合って決めたテーマに応じて東京、浅草、秋葉原、新宿、渋谷、池袋、上野、本郷等、東京メトロのそれぞれの駅界隈の文化施設、商業施設、寺社、後援、大学等の有名スポットを訪れ実地観察することでリアルな情報を収集し、実現したい未来の生活を描くためのヒントを得ました。
 

ワークショップ2日目(2/19)へ続く

執筆者:宮内孝子(CANPANブログ「日本科学協会の国際交流活動」より転載)
笹川日中友好基金 北東アジア地域
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