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笹川日中友好基金

『日中国交正常化の舞台裏-友好を紡いだ人々-』出版報告会を東京で開催

笹川日中友好基金


2024.02.07

『日中国交正常化の舞台裏-友好を紡いだ人々-』出版報告会(2024年1月30日、笹川平和財団国際会議場)


 笹川平和財団笹川日中友好基金では、日中国交正常化50周年・日中平和友好条約締結45周年を記念して、中国の鈍角網と提携し、2022年度から「日中民間外交の総括」という事業を実施してきた。
 同事業の成果物として、日本語版書籍『日中国交正常化の舞台裏-友好を紡いだ人々-』が日本僑報社より出版されることを受け、1月30日、笹川平和財団、鈍角網、日本僑報社の共催による書籍出版報告会が東京で開催された。
 本書籍は、日中国交正常化以前から交流に尽力された先人たちの記録と現在まで民間交流を支えてきた当事者たちの寄稿で構成する。
書籍紹介『日中国交正常化の舞台裏-友好を紡いだ人々-』
 出版報告会には、日本財団尾形武寿理事長、笹川平和財団安達一常務理事、執筆者代表北京大学国際関係学院梁雲祥教授、上海復旦大学歴史学科馮瑋教授、東京財団政策研究所柯隆主席研究員、及び日本僑報社段躍中編集長が講演を行い、日中関係者数十名が参加して交流を行った。
 日本財団尾形武寿理事長は挨拶の中で、これまでの日中間の人的交流に携わってきたことを振り返り、人的交流は両国関係にとって極めて重要であり、日中両国は相互理解を深めて共に発展すべきであると指摘した。

日本財団尾形武寿理事長の挨拶

 中国鈍角網の周志興代表は、ビデオメッセージで、「日中両国の長い歴史を振り返ると、戦争と対立より平和と友好の日が多かった。これは晴れの日が雪の日より遥かに多いことと同様で、今後の日中関係の回復のために、両国民が雪を溶かす太陽となって協力しよう。」と呼びかけた。

中国鈍角網の周志興代表よりビデオメッセージ

 執筆者代表の北京大学国際関係学院梁雲祥教授は、「日中関係を制約する構造的な課題」に焦点を当て、国際環境の変化によって引き起こされる安全保障のジレンマ、日中の総合国力の増減と異なる発展戦略について説明し、それによって浮き彫りされた課題の解決に向けて、両国は紛争を回避し、新たな共通利益を模索するべきだと指摘した。
 執筆者代表の上海復旦大学歴史学科馮瑋教授は、これまでの民間交流の実践から日中関係の在り方について、新たな時代の要請に応じ、日中関係の構築に向けて協力するべきでだと指摘した。

北京大学国際関係学院梁雲祥教授の講演

上海復旦大学歴史学科馮瑋教授の講演

 執筆者代表の東京財団政策研究所柯隆主席研究員は、総合的な国力を測る3つの指標、すなわち経済力、軍事力、文化力について詳しく説明し、新たな日中信頼関係の構築において、経済・文化分野の交流が人的交流の核であると強調した。
 日本僑報社段躍中編集長は、両国間の青少年交流プラットフォームについて紹介し、日中の若者交流事業に積極的に参加するよう呼びかけた。

執筆者代表東京財団政策研究所柯隆主席研究員の講演

日本僑報社段躍中編集長の講演

 後の自由発言セッションでは、日中関係に関心のある有識者から登壇者への質疑応答が行われ、日中両国の歴史、現状、今後の発展動向などについて、熱い議論が行われた。 

出版報告会の様子(2024年1月30日、笹川平和財団国際会議場)

 最後に、笹川平和財団安達一常務理事は、笹川日中友好基金で継続してきた日中交流事業を紹介し、これらの事業は両国民の相互理解を促進する大変有意義な事業であり、笹川日中友好基金では、今後も両国民の相互理解を促進するための努力を重ねていくと強調した。
 出版報告会に続き、懇親会でも執筆者代表と出版報告会の出席者及び事業関係者の間で活発な交流が続いた。

笹川平和財団安達一常務理事の挨拶

書籍『日中国交正常化の舞台裏-友好を紡いだ人々-』

笹川日中友好基金
◆書籍『日中国交正常化の舞台裏ー友好を紡いだ人々ー』刊行
◆書籍『日本の人間国宝・伝統工芸』刊行
◆『日本の人間国宝・伝統工芸』出版発表会が上海で開催

笹川日中友好基金 北東アジア地域
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