【開催報告】第6回イラン短期研修(2024年2月)
アジア・イスラム事業グループでは、イラン外務省付属の大学院大学である国際関係学院(School of International Relations、以下SIR)との共催で、日本人大学生のイラン短期研修を実施しています。2024年2月10日~2月22日の現地10泊の日程で、公募で選抜された9名の学生が、テヘラン、エスファハーン、ヴァルザネ、カーシャーンでの4都市のプログラムに参加しました。
第4回日印知的コンクラーベ「絆 ~Kizuna~」の様子
同会合では、過去3回の会合における議論を踏まえ、3つの柱(1. The Bigger Picture and the Ground: Connecting the dots, 2. Towards Creating Industrial Value Chains: Voices from the industry, 3. Empowering Institutional Infrastructure for People Connectivity)が立てられ、セッション1では基調講演、セッション2では各テーマについてフロア参加型の意見交換が行われました。ベンガル湾で開発が進むマタバリ港の活用とベンガル地域、インド北東部の開発(インフラ開発を通じた産業振興など)、日本の技能実習制度の紹介をはじめ労働移動などにかかる議論が繰り広げられました。
安達理事は、セッション3「政策立案者のパネル」に、当グループが昨年実施した日本への招へいプログラムに参加した北東インド各州選出の国会議員4名と共にパネリストとして登壇し、インド北東部における当財団のこれまでの取り組みと今後の方向性について報告しました。
当財団事業紹介「北東インドとアジアの記憶と記録」
当財団事業紹介「日印戦略対話にかかる調査事業」