中東・イスラム事業グループでは、イラン外務省付属の大学院大学である国際関係学院(School of International Relations、以下SIR)との共催で、イラン短期研修を実施しております。2018年度の研修は2018年12月20日~12月30日の11日間の日程で実施し、公募で選ばれた6名の学生が、テヘラン、エスファハーン、カーシャーンの3都市で実施されたプログラムに積極的に参加しました。研修前半は、SIRにおいて講義および学生とのディスカッションに臨みました。
講義タイトル、講師は以下の通りです。
・Iran’s Bilateral & Regional Initiatives (Mr. Shirazi)
・Energy Policy of I.R. Iran (Dr. Reza Shams Ardakani)
・Nuclear Policy of I.R. Iran (Dr. Sadatmeidani)
・Global Governance (Dr. Saeidabadi)
講義の他にもテヘランでは、外務省付属の外交史料館、国会、外務省、在イラン日本大使館などを訪れました。国会では、2名の女性国会議員と、外務省では、アジア太平洋局局長と、それぞれ1時間程度面談の機会を得ました。また、齊藤貢・駐イラン特命全権大使には研修団からの質問にお答えをいただくとともに、日本大使館員の皆様に歓迎の夕食会を開催していただきました。 研修後半はイスファハーン、カーシャーンを訪れ、イランの史跡を巡りました。