戦略・抑止グループ

情報戦・認知戦ニュースレター発行のお知らせ

笹川平和財団戦略・抑止グループ

2025.08.06

このたび、情報戦・認知戦の最新事例や議論をタイムリーにお届けするため、ニュースレターの発行を開始いたしました。

本ニュースレターでは、毎月1回、選選挙や紛争をはじめとした時事に関連した情報を精選し、ディスインフォメーション（偽情報）への注意喚起や情報の精査に役立つ内容をお届けします。
急速に変化する情報環境の中で、正確かつ冷静な判断を支えるツールとして、ぜひご活用ください。

また、笹川平和財団ではアジア地域を中心にさまざまなテーマに関連した偽情報事例を集約したポータルサイトもございます。こちらも併せてご覧ください。https://www.spf.org/cyber/

情報戦・認知戦ニュースレター
（第１号/2025年4月）

台湾周辺での軍事演習に伴う中国の国内向けプロパガンダ動画や、台湾の主流メディアが偽装サイトの記事をもとに米台関係について報じた事例、係争中の西フィリピン海に関してフィリピン人ブロガーが親中派偽情報を拡散していた事例などを紹介しています。また、イベント・フォーカスではカナダ総選挙にて拡散した偽情報事例をまとめました。カナダ政府が民主主義に対する「最大のリスク」として偽情報を挙げる中、偽装サイトやスパムアカウント、また、生成AI技術の利用などを通じてさまざまな偽情報が拡散されました。中には、WeChatにて中国系カナダ人有権者を標的として展開されたキャンペーンも確認されています。

詳しくは添付PDFをご覧ください。

情報戦・認知戦ニュースレター
（第2号/2025年５月）

　
カシミール地方におけるインドとパキスタンの衝突や、欧州における教皇選挙に関連した偽情報事例を取り上げています。また、イベント・フォーカスでは5月3日に実施されたオーストラリア総選挙に焦点を当て、政党が発信源となった事例やボット活動により増幅された事例、また、中露による偽情報キャンペーンなどを整理しています。

詳しくは添付PDFをご覧ください。

情報戦・認知戦ニュースレター
（第3号/2025年6月）

韓国大統領選挙での偽情報事例や、OpenAI社の新たな報告書で伝えられたChatGPTを使用した中国の偽情報キャンペーンを取り上げています。また、ソロモン諸島に対するロシアの関与が疑われる事例や、ポーランド大統領選挙においてTikTokが極右コンテンツをより多く推奨していたという調査結果をまとめました。イベント・フォーカスでは5月に実施されたフィリピン中間選挙期間にて、偽アカウントやボット、生成AIを活用した偽情報事例やキャンペーンを紹介しています。

詳しくは添付PDFをご覧ください。