セミナー 和平調停センター
公開ウェビナー

米同時多発テロから25年 「テロとの戦い」の最前線だったアフガニスタンの現状と和平調停の役割

主催:公益財団法人笹川平和財団和平調停センター
2001年9月11日に米国中枢を襲った同時多発テロ(9・11)を経て、米国は「テロとの戦い」を開始しました。米国の軍事介入によって2001年にアフガニスタンでタリバン政権が崩壊し、2003年にはイラク戦争の火蓋が切られました。それ以降も、チュニジアでの民衆蜂起から「アラブの春」が中東の広範な地域に拡大、イラク・シリアではイスラム過激派組織「イスラム国」が台頭しそれを受けて域内外の国々が様々な形で介入するなど、中東地域は混迷を深めました。

そうした中の2021年8月15日に、米国の軍完全撤退を前にタリバンがアフガニスタンで復権し、「テロとの戦い」に大きな区切りが訪れました。9・11から25年を経た現在、「テロとの戦い」の最前線だったアフガニスタンはどうなっているのでしょうか。

近年ではロシアによるウクライナ侵攻(2022年2月)、ハマスによるイスラエルへの大規模奇襲(2023年10月)、米イスラエルの対イラン攻撃(2026年2月)が勃発しており、世界各地で紛争が増加し国際情勢は大きく変貌の様相を呈しています。9・11とその後の「テロとの戦い」とは何であったのかを、アフガニスタンでの外部者による政権転換の試みと国家建設の失敗から評価した上で、和平調停の視点から、今後の同国の平和と安定への展望を考察することは、将来の国際情勢を見てゆく上で大きな意義を持つといえます。

笹川平和財団和平調停センターでは、今般、9・11から25年の節目の機会を捉えて、「テロとの戦い」の最前線だったアフガニスタンの現在と将来を考える公開ウェビナーを開催いたします。登壇者には、米国の対中東・アフガニスタン政策の変遷、アフガニスタンにおける国家建設の推移、タリバン統治の行方についてお話しいただく他、現状を踏まえた和平調停の役割に関するパネルディスカッションと質疑応答の時間を設け、日本の役割についてもさらに議論を深める予定です。
なお、本講演会はオンライン(Zoomウェビナー)での開催となります。

是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。                                                                            

お申込みについて

本セミナーはオンラインのみで開催いたします。
参加をご希望の方は、9月9日(水)23時59分までに本ページよりお申し込みください。
ご登録が完了しましたら、お申込受付メールにて視聴用URLをご案内いたします。

※お申し込みの際は、メールアドレスを正しくご入力ください。
お申し込み後に「仮登録確認メール」が届きますので、メールに記載のURLを24時間以内にクリックし、登録を完了してください。登録が未完了のままのお問い合わせが増えておりますので、ご注意ください。

※仮登録確認メールが届かない場合は、「spfpr@spf.or.jp」からのメールが迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。

※ご入力いただいた個人情報は、当財団が主催または後援するセミナー・講演会等のご案内に使用させていただきます。

事務局
笹川平和財団 和平調停センター
E-mail: mediation@spf.or.jp
Tel:  03-5157-5487

※取材に関するお問い合わせは、経営企画部広報課までお願いいたします。
テレビ取材をご希望の際は、事前にご一報ください。
E-mail: spfpr@spf.or.jp
Tel: 03-5157-5389

プログラム

15:30 開会挨拶
堀場明子(笹川平和財団和平調停センター長)
15:35 講演① 米国の対中東・アフガニスタン政策の視座から
溝渕正季(明治学院大学法学部教授)
15:45 講演② アフガニスタンにおける国家建設の視座から
青木健太(笹川平和財団和平調停センター主任研究員)
15:55 講演③ タリバンの歴史・政治的背景と統治の視座から
登利谷正人(東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授)
 
16:05 パネルディスカッション「現状を踏まえた和平調停の役割」
モデレーター:堀場明子(笹川平和財団和平調停センター長)
16:35 質疑応答
※講演者、演題については予告なく変更することがありますので、予めご了承下さい。

講演者

堀場 明子
モデレーター

堀場 明子

笹川平和財団和平調停センター長

プロフィール

紛争分析、平和構築、東南アジア地域研究を専門とし、特にタイ南部(パタニ)における和平対話・調停支援に長年にわたり従事している。東京科学大学、立教大学、法政大学非常勤講師。学校法人上智学院評議員。米国ジョージタウン大学女性・平和・安全保障研究所(WPS)フェロー、NATO女性・平和・安全保障(WPS)市民社会アドバイザリーパネル委員として国際的な政策対話やネットワーク形成に携わる。

衆議院議員政策担当秘書を経て笹川平和財団に勤務し、2026年より現職。上智大学大学院地域研究専攻博士課程修了(博士・地域研究)。米国ウェストン・ジェズイット神学大学院(現ボストンカレッジ)神学修士。

溝渕 正季 氏
パネリスト

溝渕 正季 氏

明治学院大学法学部教授

プロフィール

1984年香川県生まれ。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程単位取得退学。博士(地域研究)。ハーバード大学研究員、名古屋商科大学教授、広島大学准教授などを経て、現職。専門は中東地域の政治・軍事・安全保障問題、中東をめぐる国際関係、イスラーム政治など。近著に、『アメリカの中東戦略とはなにか:石油・戦争・同盟』(慶應義塾大学出版会、2025年)など。

青木 健太
パネリスト

青木 健太

笹川平和財団和平調停センター主任研究員

プロフィール

専門は現代アフガニスタン・イラン政治、国際安全保障。英ブラッドフォード大学大学院平和学修士課程修了(平和学修士)。アフガニスタン政府地方復興開発省・国連開発計画(UNDP)DIAG調整官、在アフガニスタン日本国大使館二等書記官、外務省国際情報統括官組織専門分析員、お茶の水女子大学講師、中東調査会研究主幹、国連アフガニスタン支援ミッション政務官等を歴任。著作に、『タリバン台頭』(岩波書店、2022年)、『アフガニスタンの素顔』(光文社、2023年)、『中東ユーラシアから世界を読む』(岩波書店、2025年、共編著)他。中東調査会協力研究員。

登利谷 正人 氏
パネリスト

登利谷 正人 氏

東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授

プロフィール

パキスタン国立ペシャーワル大学大学院地域研究センター博士課程留学。博士(地域研究)。上智大学イスラーム研究センター特別研究員、日本学術振興会特別研究員などを経て、現職。専門は、アフガニスタン・パキスタンを中心とした南西アジア地域研究・近現代史、パシュトゥーンの言語文化。著書に『近代アフガニスタンの国家形成―歴史叙述と第二次アフガン戦争前後の政治動向―』など。

関連リンク

開催一覧

pagetop