アトゥール・カレ氏は2019年1月1日に国連オペレーション支援担当事務次長(オペレーション支援局長)に就任した。同氏は以前、2015年3月2日より国連フィールド支援担当事務次長の職務に就いていた。
カレ事務次長は、本部およびフィールド勤務で培った戦略的マネジメントと革新的な改革の手腕に定評がある。直近では、事務総長が掲げる重要な取り組みの一環として、国連のマンデート遂行に関する効果・効率を向上させ透明性及び説明責任を高めるために実施された「マネジメント改革に関する事務総長組織内レビュー」において共同議長を務めた。
長きにわたりシニア・レベルとして国連に勤務、マネージメント変革チーム事務次長補(2011-2012)、国連平和維持活動(PKO)担当事務次長補(PKO局次長)(2010-2011)を歴任。
それ以前は、東ティモール事務総長特別代表 兼 東ティモール統合ミッション(UNMIT)代表(2006-2009、事務次長レベル)、国連東ティモール支援団(UNMISET)副特別代表を務めた。
ネルーセンター所長および文化大使(駐英高等弁務官事務所、2005-2006)を含め、インド外務省時代にはフランス、モーリシャス、セネガル、タイ、英国のインド大使館でさまざまな職を歴任、ニューヨークの国連インド政府代表部にも勤務した。
カレ氏は全インド医学研究所から医学士号および外科学士号を取得、オーストラリアの南クイーンズランド大学から経営管理学とリーダーシップの修士号を受ける。1959年インド生まれ。既婚。
アトゥール・カレ
国連オペレーション支援担当事務次長