プラハで生まれ、グラマースクールで学ぶ。カレル大学社会科学部国際研究所で国際領土学の学位を取得し、イギリスのケント大学にも1年間留学した。
2015年から海賊党で外交・防衛・安全保障政策を担当し、2017年に下院議員に選出。下院では外交委員会および国防委員会の副委員長を4年間務めた。また、ハイブリッド脅威に関する常設委員会、国防・サイバー・安全保障政策とチェコ共和国の戦略構想小委員会、移民・難民政策小委員会のメンバーも務めた。主にエネルギー、国際安全保障、ハイブリッド脅威の問題を専門とする。重大な違法行為を行った外国人や企業に対して制裁を課すことを可能にするチェコ版マグニツキー法の考案者であり、2022年11月、人権保護への貢献が認められ、マグニツキー人権賞を受賞した。同年、ウクライナ功労勲章も受章。
政界入りする前は、民間企業で銀行情報技術分野のキャリアを積み、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ユーロRSCG、ZOOT、トータル・ソリューションズ、モロ・システムズなどの企業に勤務。
講演者
ヤン・リパフスキー閣下
チェコ共和国 外務大臣