チェコ共和国 ヤン・リパフスキー外務大臣を迎えて

安全保障の課題と世界の展望

チェコのNATO加盟25周年を記念して

共催:公益財団法人 笹川平和財団・チェコ共和国大使館
公益財団法人笹川平和財団 安全保障研究グループ・日米グループは、チェコ共和国 外務大臣 ヤン・リパフスキー閣下をお迎えし、チェコ共和国大使館と共催で講演会を開催します。

現在の安全保障環境は、国家間の経済や文化をめぐる関係が一層拡大・深化する一方、普遍的価値やそれに基づく政治体制・経済体制を共有しない国家が勢力を拡大させています。さらに力による一方的な現状変更やその試みは、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序に対する深刻な挑戦です。このような現状に対し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守る国々として、どのように対応するべきでしょうか?

今回は、基調講演として、ヤン・リパフスキー外務大臣に、チェコおよび欧州、NATOから見た課題と展望についてご講演頂きます。また、モデレーターとして笹川平和財団常務理事 兼原信克が、パネリストとして笹川平和財団上席フェロー 小原凡司が登壇いたします。多くの皆様のご参加をお持ちしています。

お申込みについて

ご参加希望の方は、、2月29日(木)15:00(JST)までに、本ページから事前にお申込みください。

※ 今回のイベントは対面で開催いたします。オンラインでの配信はありませんので、ご留意ください。

なお、お申込みの際、以下の点についても必ずご確認いただきますようお願い申し上げます。

・お申込みの際、メールアドレスが正しく入力されているかをご確認ください。お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLを24時間以内にクリックし登録を完了してください。

・最後まで登録されておらず、イベント当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。

・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただくか、迷惑メールボックスをご確認いただきますようお願いいたします。また、ご入力いただいたメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。

・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。

イベント当日の注意事項

・当日は受付にてセキュリティチェックを行う可能性があります。ご了承ください。

・クロークはありませんので、大きな手荷物の会場内への持ち込みはご遠慮ください。
事務局
安全保障研究グループ
E-mail: anpo-event@spf.or.jp
Tel: 03-5157-5209

※取材についてのお問い合わせはコミュニケーション企画部広報課へお願いいたします。
E-mail: spfpr@spf.or.jp
Tel: 03-5157-5389

プログラム

14:00 開会挨拶
角南 篤(笹川平和財団 理事長)
14:05 基調講演 
ヤン・リパフスキー外務大臣
14:30 パネルディスカッション
ヤン・リパフスキー外務大臣/小原 凡司/兼原 信克
14:50 質疑応答
15:00 閉会
注)プログラムの内容は予告なく変更されることがありますので、予めご了承下さい。

講演者

ヤン・リパフスキー閣下
講演者

ヤン・リパフスキー閣下

チェコ共和国 外務大臣

プロフィール

プラハで生まれ、グラマースクールで学ぶ。カレル大学社会科学部国際研究所で国際領土学の学位を取得し、イギリスのケント大学にも1年間留学した。
2015年から海賊党で外交・防衛・安全保障政策を担当し、2017年に下院議員に選出。下院では外交委員会および国防委員会の副委員長を4年間務めた。また、ハイブリッド脅威に関する常設委員会、国防・サイバー・安全保障政策とチェコ共和国の戦略構想小委員会、移民・難民政策小委員会のメンバーも務めた。主にエネルギー、国際安全保障、ハイブリッド脅威の問題を専門とする。重大な違法行為を行った外国人や企業に対して制裁を課すことを可能にするチェコ版マグニツキー法の考案者であり、2022年11月、人権保護への貢献が認められ、マグニツキー人権賞を受賞した。同年、ウクライナ功労勲章も受章。
政界入りする前は、民間企業で銀行情報技術分野のキャリアを積み、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ユーロRSCG、ZOOT、トータル・ソリューションズ、モロ・システムズなどの企業に勤務。

兼原 信克 氏
モデレーター

兼原 信克 氏

笹川平和財団 常務理事

プロフィール

1959年山口県生まれ。東大法学部卒業後、外務省入省。条約局国際法課長、北米局日米安全保障条約課長、総合外交政策局総務課長、欧州局参事官、国際法局長などを歴任。国外では欧州連合、国際連合、米国、韓国の大使館や政府代表部に勤務。2012年発足の第二次安倍政権で、内閣官房副長官補(外政担当)、国家安全保障局次長を務める。2019年退官後、2020年より同志社大学特別客員教授。2023年より笹川平和財団常務理事。2015年仏政府よりレジオンドヌール勲章を受勲。

小原 凡司 氏
パネリスト

小原 凡司 氏

笹川平和財団 安全保障研究グループ 上席フェロー

プロフィール

1985年 防衛大学校卒業、海上自衛隊入隊。1998年 筑波大学大学院(地域研究研究科)修了(修士)。2009年第21航空隊司令、2003年~2006年 駐中国日本国大使館防衛駐在官(海軍武官)、2006年 防衛省海上幕僚監部情報班長。2016年9月 東京財団政策研究調整ディレクター、2017年6月笹川平和財団上席研究員を経て、2023年4月から現職。研究分野は、中国の安全保障政策、米中関係、日米同盟、日本の安全保障政策。
単書に『中国の軍事戦略』(東洋経済新報社、2014年11月)等、共著に『アフター・シャープパワー-米中新冷戦の幕開け』(東洋経済出版社、2019年12月)、『台湾有事のシナリオ 日本の安全保障を検証する』(ミネルヴァ書房、2022年1月)、『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』(並木書房、2022年11月)等。

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