中国研究所・笹川平和財団では、日中平和友好条約締結45周年を記念して、2023年末に公開シンポジウムを開催することにいたしました。日中関係が新たな局面を迎え、東アジアの平和の意味が問い直されている現在、日中「相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する」とした、この条約の成り立ちや歴史的意義について考え直すことが必要なのではないかと考えるからです。
学問的な観点から見ても、日中平和友好条約の締結過程や背景については、昨今の外交文書の公開などによって日本外交史、日中関係史研究の分野で研究が進められてはおりますがまだまだ実証研究の課題が残されています。今後、中国現代史、あるいは冷戦史、東アジア国際政治史など多様な領域で研究が進められることが期待されています。その意味でも研究の現段階を確認し、今後の展望を見据えることにも意味があると考えます。
そうしたことを踏まえ、このシンポジウムでは、日中平和友好条約の歴史的、および現代的意義について議論するとともに、日中平和友好条約研究の現状と今後の展望についても併せて取り上げることができればと考えております。
第1回で日中平和友好条約締結に至る過程や背景について取り上げ、第2回ではその後の日中関係、とりわけ「友好の時代」について議論できればと思っております。
参加ご希望の方は、11月29日(水)12:00(JST)までに、本ページの「お申込み」ボタンよりお申し込みください。
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17:00 |
開会あいさつ |
17:10 |
基調講演
井上正也(慶應義塾大学教授)
登壇者:
若月秀和(北海学園大学教授)
益尾知佐子(九州大学教授)
江藤名保子(学習院大学教授)
司会:
川島 真(東京大学教授、中国研究所理事) |
19:00 |
閉会 |
注)プログラムについては予告なく変更することがありますので、予めご了承下さい。