モニカ・マクウィリアムズ氏は、1998年のベルファスト/グッド・フライデー合意の署名者であり、彼女が共同創設した政治政党「北アイルランド女性連合(Northern Ireland Women’s Coalition)」の代表として多党間和平交渉に参加した。和平合意後、彼女は北アイルランド立法議会に選出され、その後、人権委員会の主席委員長に任命され、和平合意で求められていた権利章典(Bill of Rights)に関する助言の起草を主導した。
現在は、北アイルランドにおける準軍事組織の解体に関する独立報告委員会の委員、および30年間に及ぶ紛争期間中の国家・非国家主体による犯罪行為を調査する「オペレーション・ケノバ(Operation Kenova)」の委員会の理事として活動。また、彼女は被害者・遺族のためのトラウマセンター「WAVE」や、学校での市民参加を支援する「Politics in Action」のパトロンでもある。
さらに、国際NGO「Interpeace」の議長を務め、コロンビアからミャンマーまで、さまざまな紛争地域で女性リーダーたちとの協働にも取り組んできた。彼女はアルスター大学の名誉教授(Emeritus Professor)であり、同大学の移行期正義研究所(Transitional Justice Institute)では女性に対する暴力について幅広く研究・出版を行った。また、クイーンズ大学の名誉実務教授(Honorary Professor of Practice)、ミシガン大学の卒業生であり、アイルランド王立アカデミーの会員でもある。
彼女は、ジョン・F・ケネディ図書館の「勇気ある行動(Profiles in Courage)」賞や、複数の名誉博士号を授与されている。2021年に出版された回顧録『Stand Up, Speak Out』では、市民権、女性の権利、平和、平等への彼女の揺るぎない取り組みが描かれている。