笹川平和財団は、横須賀カウンシル・アジア太平洋研究所(YCAPS)と共催で「Community Conversations Seminar Series」を開催いたします。
本セミナーシリーズは、在日米軍関係者への日本の安全保障に関する知識の普及を目的としており、福生市で開催する今回のセミナーでは「Alliance Politics in an Age of Great Power Rivalry: Implications for the U.S.-Japan Alliance」と題して、大国間競争の時代における同盟政策をテーマに、YCAPSリサーチフェローの松田拓也氏および国際安全保障産業協会(ISIC)議長のJames Angelus氏を登壇者に迎え、議論します。
欧州から東アジアにかけて、米国の同盟システムはここ数年、大きな変貌を遂げています。大国間の対立や軍事的優位性の低下といった課題を調整するために、軍事力と戦略の構築が同盟政治の中心的な関心事となりつつあります。日米同盟も例外ではありません。
本セミナーでは、日米間の統合的でレジリエントな兵力構成を追求することで、いかに同盟の全体的な軍事的有効性を高めることに焦点を当てているのか、2022年に公表された国家安全保障戦略を紐解きながら見ていきます。
さらに、新たに策定された日本の安全保障政策が、米国の大戦略における同盟の役割を巡る議論にいかに大きな影響を与えるかを明らかにするとともに、政策実行における潜在的な課題についても議論します。
※今回のセミナーは東京都福生市で開催します。オンラインでの配信はございませんので、ご留意ください。
今後のセミナーシリーズの開催予定は、以下のとおりです。皆様のご参加をお待ちしております。
【今後のセミナーシリーズ情報】
・6月9日(金)(於:沖縄県那覇市)
"Okinawa-Taiwan Relations"
・6月21日(水)(於:神奈川県横須賀市)
"Shaping and Operationalizing Joint Strategies and Readiness: Challenges for Japan’s Defense Planning"
・6月28日(水)(於:青森県三沢市)
"History and Foundations of China-Japan relations"