笹川平和財団/コンシリエーション リソーシーズ 共催 ウェビナーのご案内

アコード誌『平和への道を切り開く:紛争解決に向けた和平対話の取り組み』(Pioneering peace pathways: Making connections to end violent conflict)出版発表と「平和構築と武装勢力との対話に関する日本における意識調査」の結果発表(2020.10.15開催)

 今なお世界各地で国内・地域紛争が多発する中で、日本は様々な形で紛争地の平和構築に貢献してきました。しかしながらその支援は紛争後の復興・開発支援が中心であり、ミンダナオ紛争などを除くと、和平対話そのものへの支援は限られています。他方、先進諸外国においては「Peace mediation support」と呼ばれる取り組みの蓄積があります。これは、第三者が紛争当事者と信頼関係を築き停戦や政治的決着を促すだけでなく、当事者自身が紛争を引き起こした構造的要因に向き合い、互いに歩み寄り、解決に向けて知恵を出し合うよう促す様々な活動を含みます。
 和平対話の開始に向けた活動の多くは秘密裏に進められ、その資金や体制は脆弱であり、また敵対関係にある当事者を同じ和平のテーブルの席に着くように促すため長期にわたるコミットメントを必要とします。このような和平プロセスの初期段階に焦点を当てた研究はこれまで十分とは言えません。そこで、笹川平和財団では、Peace mediation supportを専門とするイギリスのコンシリエーション リソーシーズと連携し『平和への道を切り開く:紛争解決に向けた和平対話の取り組み』(Pioneering peace pathways: Making connections to end violent conflict)を出版しました。同誌において、和平対話を促進する上で不可欠な要素、紛争当事者や社会が戦闘から対話へと移行する方法、政策立案者や実践者による効果的な紛争解決支援などのテーマを取り上げ、考察しています。 
 本誌の出版を記念して開催する当ウェビナーでは、2019年12月に日本にて実施した平和構築に関する意識調査の結果についても取り上げます。本調査において、日本人の多くが「武装勢力との対話を含む紛争調停・仲介を組み入れた平和構築活動を支持する」という結果を掘り下げ、日本が特にアジアにおいて和平対話を促し紛争解決に積極的に関わる重要性について議論します。 
 当ウェビナーを通じ、日本でも一人でも多くの方々が、平和構築、なかでも和平対話促進にむけた活動(Peace mediation support)への関心を深めていただけたら幸いです。
日時
2020年10月15日(木)18:00~20:00
開催方法
オンライン
主催
笹川平和財団、Conciliation Resources
講演者
開会あいさつ:
角南篤氏(笹川平和財団 理事長)
ジョナサン・コーエン氏(コンシリエーション リソーシーズ(CR)エグゼクティブ・ディレクター)

報告者:
テレサ・デュマシー氏(コンシリエーション リソーシーズ(CR)政策・研修部門ディレクター)
林明仁氏(国際協力機構(JICA)専門家(地雷・不発弾分野))
アレクサンダー・ラムズボサム氏(コンシリエーション リソーシーズ(CR)『アコード』ディレクター)
ケイト・ブキャナン氏(和平調停の支援・プロセス設計専門家)
堀場明子氏(笹川平和財団 アジア事業グループ 主任研究員)

コメンテーター:
星野俊也氏(大阪大学教授)

モデレーター:
中山万帆氏(笹川平和財団アジア事業グループ グループ長)
講演者紹介
ジョナサン・コーエン氏 
コンシリエーション リソーシーズ(CR)エグゼクティブ・ディレクター
2007年に紛争予防と紛争解決への貢献に対して英国女王より勲章(OBE)を授与されるなど、対話と信頼醸成の取り組み関して豊富な経験有す。それ以前はCRのプログラム・ディレクターとして、アフリカ、コーカサス、南アジア、東南アジアのプログラムを担当。現在、41 の平和構築組織からなる欧州平和構築連絡事務所(EPLO)の議長も兼任。

テレサ・デュマシー氏
コンシリエーション リソーシーズ(CR)政策・研修部門ディレクター
国際的な政策立案者との間でCRの取り組みの証拠や学びを共有し、紛争に対して平和構築による対応促進を担当。また、対テロ法や制裁が人道的・平和構築活動に与える影響に関して、英国のNGOの取り組みの調整などを行う。

林明仁氏
国際協力機構(JICA)専門家(地雷・不発弾分野)
前職は、笹川平和財団 アジア事業グループの研究員。東南アジアのメディアネットワーク構築や「平和構築と武装勢力との対話に関する日本における意識調査」を担当。上智大学アジア・アフリカ・中東研究所客員研究員。

アレクサンダー・ラムズボサム氏
コンシリエーション リソーシーズ(CR)『アコード』ディレクター
CRが長年にわたって発行している『アコード』のディレクターや最重要刊行物の連載編集者を務める。暴力的紛争をなくすための包括的な政治的解決に焦点を当てた「政治的解決研究プログラム」との連携を主導。

ケイト・ブキャナン氏
和平調停の支援・プロセス設計専門家
現在、国連のイエメン事務総長特使事務所で上級顧問や、コンシリエーション リソーシーズ、人道対話センター、国連調停支援ユニット、国際IDEA、UNFPAミャンマーのアドバイザーも務める。

堀場明子氏
笹川平和財団 アジア事業グループ 主任研究員
笹川平和財団にてタイ深南部の平和構築、東南アジアにおける市民社会ネットワークの強化の事業を担当。衆議院議員の政策担当秘書を務めた経験からアジアの女性の政界進出促進事業も担当する。東京工業大学にて非常勤講師。紛争分析、東南アジア政治が専門。

星野俊也氏
大阪大学教授
2020年8月まで3年間、国連日本政府代表部大使・次席常駐代表。大阪大学元副学長。2013年度から2016年度は笹川平和財団助成の「アジア平和構築イニシアティブ」事業のプロジェクト代表。人間の安全保障に焦点をあてた国際関係の理論と実践が専門
プログラム

アコード誌『平和への道を切り開く:紛争解決に向けた和平対話の取り組み』
(Pioneering peace pathways: Making connections to end violent conflict)出版発表と
「平和構築と武装勢力との対話に関する日本における意識調査」の結果発表

 
18:00 開会あいさつ
 角南篤氏
 ジョナサン・コーエン氏
18:10 日本における意識調査報告
 テレサ・デュマシー氏
 林明仁氏
18:30 アコード誌調査報告
 アレクサンダー・ラムズボサム氏
 ケイト・ブキャナン氏
 堀場明子氏
19:10 コメント
 星野俊也氏
19:20 質疑応答
モデレーター

 中山万帆氏
20:00 閉会
使用言語
日本語、英語(日英同時通訳あり)
その他
参加費無料、日英同時通訳付、申し込み先着順
お申込について
参加ご希望の方は、10月14日(水) 23時59分までに、本ページよりお申込みください。 
※ お申込みいただいた皆様には、10月15日(木)の午前中を目途に、URLをご案内いたします。
※ 定員は300名となっておりますので、お早めにお申し込みください。
※ お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
事務局
笹川平和財団アジア事業グループ宛(堀場・林・山田)
Email:s-hayashi@spf.or.jp / t-yamada@spf.or.jp
Tel:080-4076-8365 / 080-4365-8443

※取材についてのお問い合わせは経営企画部メディアリレーション課へお願いいたします。
Tel:03-5157-5398 Email:spfpr@spf.or.jp
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