【APBI】印パ交戦、ラダック騒擾、デリー爆発事件:2025年のカシミール紛争
本論考は、2025年に相次いで発生したテロや衝突事案を通じて、インド・パキスタン関係とカシミール情勢の現在に焦点を当てます。4月末のインド側カシミールでのテロ事件を起点に、5月の印パ交戦、9月のラダック騒擾、11月のデリー自動車爆発事件をたどりながら、筆者は現地情勢と政策対応の変化を丹念に整理します。一連の出来事が地域の不安定化に持つ意味を読み解き、今後の展望を考察します。
笹川平和財団では、インドネシアのハビビセンター(The Habibie Center)およびポソ市民社会強化研究所(LPMS)と連携し、インドネシア中部スラウェシ州ポソにて、暴力的過激主義からの離脱と社会復帰を支援するPROPOSOKU(プロポソク)プログラムを2022年より展開しています。
PROPOSOKUは、「支援する(PRO)」「ポソ(POSO)」「家族(SOKU)」を組み合わせた造語で、「ポソの家族を支援する」という理念を表しています。過激派組織に関与した人々やその家族が、地域社会の一員として再び歩み出すための支援を行う、包括的な取り組みです。
本プログラムは、元受刑者本人だけでなく、その配偶者にも実施されています。配偶者は家庭内での影響力を持ち、地域との接点を持つ重要な存在であり、彼女たちへの支援を通じて家族全体の価値観の変化や地域社会との関係構築が促進されます。
写真2:元受刑者たちの研修
写真3:配偶者たちの研修