バンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域(BARMM)における女性・子ども保護のための医療・社会的基盤整備事業
当グループでは、フィリピンのバンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域(BARMM)において、女性および子どもに対する暴力被害への対応を強化するため、医療・心理・社会・法的支援を一体的に提供する体制づくりを支援しています。医療機関を拠点とした女性・子ども保護ユニット(WCPU)の整備や人材育成を通じて、被害者が適切な支援につながるための地域の基盤が整いつつあります。
笹川平和財団では、インドネシアのハビビセンター(The Habibie Center)およびポソ市民社会強化研究所(LPMS)と連携し、インドネシア中部スラウェシ州ポソにて、暴力的過激主義からの離脱と社会復帰を支援するPROPOSOKU(プロポソク)プログラムを2022年より展開しています。
PROPOSOKUは、「支援する(PRO)」「ポソ(POSO)」「家族(SOKU)」を組み合わせた造語で、「ポソの家族を支援する」という理念を表しています。過激派組織に関与した人々やその家族が、地域社会の一員として再び歩み出すための支援を行う、包括的な取り組みです。
本プログラムは、元受刑者本人だけでなく、その配偶者にも実施されています。配偶者は家庭内での影響力を持ち、地域との接点を持つ重要な存在であり、彼女たちへの支援を通じて家族全体の価値観の変化や地域社会との関係構築が促進されます。
写真2:元受刑者たちの研修
写真3:配偶者たちの研修