【APBI】政変後のミャンマーにおける独立系教育機関の「いま」 ―少数民族地域の学校を訪れて―
本レポートは、政変後のミャンマーで教育を守ろうとする独立系学校に焦点を当てます。政府系や武装勢力系に属さない中立的な学校は、少数民族地域で数少ない選択肢となっています。筆者は約1か月間の現地滞在を通じて、資金難や安全の不安、徴兵制など若者を取り巻く課題を記録し、内戦下で教育を続ける意義と希望を考察します。
笹川平和財団では、インドネシアのハビビセンター(The Habibie Center)およびポソ市民社会強化研究所(LPMS)と連携し、インドネシア中部スラウェシ州ポソにて、暴力的過激主義からの離脱と社会復帰を支援するPROPOSOKU(プロポソク)プログラムを2022年より展開しています。
PROPOSOKUは、「支援する(PRO)」「ポソ(POSO)」「家族(SOKU)」を組み合わせた造語で、「ポソの家族を支援する」という理念を表しています。過激派組織に関与した人々やその家族が、地域社会の一員として再び歩み出すための支援を行う、包括的な取り組みです。
本プログラムは、元受刑者本人だけでなく、その配偶者にも実施されています。配偶者は家庭内での影響力を持ち、地域との接点を持つ重要な存在であり、彼女たちへの支援を通じて家族全体の価値観の変化や地域社会との関係構築が促進されます。
写真2:元受刑者たちの研修
写真3:配偶者たちの研修